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2007年01月31日
小樽で食べ歩き♪
小樽は歩いていて楽しい。10月はじめだと、観光シーズンから微妙に外れていたため混んでいなくて、ゆったりと散策を楽しめた。 通りは、基本的に観光客対象の店ばかりなんだけど、名産品が多い北海道は食べ歩きも楽しめる。
とうきび(とうもろこし)のシーズンは、ホントは夏なんだろうけど、焼とうきびの香ばしい匂いには抗し難かった(^_^;)。 いやいや、イイ焼加減じゃないですか!
メロンも北海道の名産品。それを店先で切り売りしている。こういうものって現地で食べるのが一番美味い。 このメロンもちょうど熟した状態で、甘くて美味しかった~♪ でも、自宅に持ち帰って食べると、・・・・えっ、こんな味だったっけ? と思うこともあるのは何故なんだろう?
投稿者 kom : 00:28
2007年01月30日
小樽運河の夕景
小樽のシンボルと言えば、何と言ってもこの運河である。特に夕暮れ時、 太陽が沈んで間もなくの空にほのかに明るさが残る瞬間だ。ライトアップされた倉庫郡と、運河に映る空の簿妙な蒼さのバランス、 この瞬間の運河は美しい。
小樽は、北海道の中でも最も観光地化されている場所のひとつだろうと思うけど、個人的には好きな場所だ。小樽に限らず、 港町はみんな好きかもしれない。函館、横浜、門司、長崎あたりの雰囲気は何か共通するものもあって、 レンガ造りの倉庫や異国情緒が漂っている。そんな街を、何の目的もなく歩いていても、なんとなく楽しい。オマケに、どの街も共通して、 食べるものが美味しい。この小樽は何と言っても寿司が有名だ。
これまで小樽には何度も行ったことはあるのだが、実は小樽に泊まるのは初めてだった。そして、昼も夜も寿司を食った。 やっぱり美味い。沖縄も好きだけど、食べる楽しみという点では、やっぱり北の国にはかなわないと思う。
投稿者 kom : 00:15
2007年01月29日
北の国から
先週に続いて、10月に行った北海道ネタ。美瑛に行く前、札幌からバスに乗って約2時間、到着したのが富良野だった。 駅の観光案内所で2~3時間くらいで廻れるところ、ありますか?と尋ねたら、やっぱり「北の国から」のロケ地が一番とのことだった。 7月だったらラベンダー畑とかあるんだけど、やっぱ季節柄、仕方がない。昼食を食べてからバイクを借り、「北の国から」のロケ地を廻った。
実はワタシ、「北の国から」って見たことがない。どんなストーリーなのかも知らない。興味も・・・ほとんどない(^_^;)。 この建物が、ストーリー上、どんな位置づけなのか、全くわかっていないのである。せっかく人気の観光地なので、 一度は見ておこうというミーハー根性だけで見に行ったのだが、やっぱり何の感銘もないままだった。
でも、時間があったらDVDでも借りてこようかな・・・・(^_^;)。
投稿者 kom : 00:01
2007年01月26日
旭山動物園--ペンギン
ペンギンって、なんか好きだなぁ。癒されるっていう感じ。・・・でも、ペンギンって、近くで見るとコワイかも。 目つきは悪いし、くちばしは鋭そうだし。ペンギン同士でけんかしている姿も見たんだけど、意外と性格悪いのかもしれない。
旭山動物園だと、ホントに近くでペンギンを見ることが出来る。柵から手を伸ばせば届きそうなくらい近い。 だから常に係員が居て、大声で注意を促している。「柵から手を出さないでください。つつかれたら大怪我します。 指一本なくなるくらいの力がありますよ」・・・みたいな感じ。そっかー、そんなにコワイ生き物なのかぁ。
冬になると柵からペンギンを出して、園内のお散歩が始まる。ワタシはまだ見たことないけど、 この散歩のときはお客さんとペンギンの距離はさらに縮まる。ペンギンは歩く姿がかわいいから、そのお散歩、ぜひ見たいなぁ。
投稿者 kom : 00:03
2007年01月25日
旭山動物園--アザラシ
いまや北海道随一の観光名所となった旭山動物園。ホントは行くつもりはなかったんだけど、行程3日目、 朝は雨が降っていて「仕方がないから動物園でも行くかな」と思い、美瑛から電車とバスを乗り継いで行った。平日にもかかわらず、 かなりのお客で、人気の動物の「モグモグ・タイム(食事の時間)」は大混雑。でも、混雑するだけのことはある。 やっぱり旭山動物園はオモシロイ。
写真は言うまでもなくアザラシである。人が通る「通路」の真ん中に、アザラシが通れる透明なチューブがあって、 その中をアザラシが興味深げに泳ぎにくる。人がアザラシを見学するのと同時に、アザラシも人を見学しているらしい。 そんなふうに動物の生態から好奇心を引き出し、それを見せる。これは面白い。この動物園は、一日居ても飽きない。
ただし、期待していたシロクマの動きは鈍かった。テレビで見たことがある人も多いと思うけど、 あの見学用の窓に向かってザバーッと飛び込んでくる姿は、結局、一度も見ることが出来なかったのである。さすがにシロクマも 「飛び込んだって餌はない」と学習するのである。でも、こんなふうに人が思うようにはいかないところも、面白さのひとつなのかも知れない。
投稿者 kom : 00:51
2007年01月24日
星の庵
10月はじめ、美瑛で泊まったペンション星の庵である。下の写真、ホントは空にはたくさんの星が写っているんだけど、 縮小してしまったらよく見えない(^_^;)。ただの漆黒の空になってしまった。シャッタースピードは60秒。 ホントはもっと長時間露光をしたかったのだが、残念ながらE-330はレリーズケーブルに対応していない。 マニュアルで設定できる最長の露光時間が60秒なのだ。長時間露光でもノイズが載りにくい機種なのに、 ケーブルすら使えないこの仕様はザンネンである。
さて、この「星の庵」、部屋の狭ささえOKなら、とても良い宿である。室内はとてもキレイに手入れされているし、料理は美味い。 私が行っていた10月はじめは、丁度ジャガイモの収穫期。ジャガイモと言えば、男爵やメークイーンが一般的だけど、この宿で食べた 「北あかり」を使ったグラタンはとても美味しかった。この「北あかり」という品種は、男爵以上にでんぷん質が多く、 焼くとホクホクして味が濃い。反面、でんぷんが多いので煮物にすると崩れやすい欠点があるらしいが、 じゃがバターやグラタンにするならオススメの品種である。
あー、こんなこと書いていたら、また行きたくなった。北海道・・・。
投稿者 kom : 00:34
2007年01月23日
哲学の木
美瑛はバイクで走るのに丁度いい広さである。道幅の狭い農道もあるし、車道も決して広くはないので自動車だと車を停めにくい。 やっぱ小回りが利くバイクが一番だと思う。 旅程最後の日、バイクで走っていたら畑の中にたたずむ一本の木を見つけた。 「哲学の木」と呼ばれるその木は、周りに菜の花を散りばめて、秋風の中気持ちよさそうに立っていた。
久しぶりの北海道。美瑛で泊まったのは、「星の庵」というペンションだった。2階の眺めの良い個室だったが、 ひとり部屋は2畳か2畳半程度の広さしかなく、なんか落ち着かない。オーナーの人柄も良いし、食べるものも美味しく、とても綺麗だったのに、 その「狭さ」だけがザンネン。
その「星の庵」、なぜか食堂には泡盛が置いてあった。銘柄は何か忘れたけど、オーナーに聞いたら 「沖縄好きの人が持ってきたんですよ」とのこと。同宿の人と話もしたんだけど、「沖縄好き=北海道好き」という方程式?が成り立つらしい。 確かにワタシも北海道は好きで、しばらく間は開いてしまったけど、過去に8回くらいは行っている。気候は亜熱帯と亜寒帯と全く違っても、 なにか共通するものがあるんだろうと思う。それが何かは、まだ良くわからないんだけど・・・。
投稿者 kom : 00:56
2007年01月22日
秋の美瑛
このブログを休んでいたので書かなかったけど、秋に北海道に行った。丁度、10月上旬、 JALがめちゃめちゃ安いバーゲンチケットを発売していて、たしか羽田=札幌が7,000円くらいだったように記憶している。この安さ、 行かねば損!である。どこに行こうかと考えて、まだ行ったことがない美瑛をメインに予定を組もうと思ったのである。美瑛だったら、 ホントは旭川が近いんだけどチケットが取れずに、まずは千歳空港から小樽で一泊。その翌日に札幌からバスで富良野に向かい、 そこから電車で美瑛に向かった。
10月はじめの美瑛は思ったよりも暖かく、持って行ったセーターは結果的に邪魔になってしまった。 現地では原付バイクを借りて走り回ったけど、ホントに気持ちよかった。3泊4日の日程で快晴だったのはたったの一日。 ワタシが旭川空港から帰る日だけだった。写真は、その最終日。
富良野や美瑛は、7月ごろのラベンダーが咲く頃が一番のシーズンだと言われている。でも、このように秋の美瑛も、ホントに美しい。 このところ沖縄を中心に旅してきて北海道は5年ぶりだったけど、この景色の中をバイクを走っていたら「やっぱ、北海道もいいなぁ」 と思ってしまった。
さて、この旅に持っていったカメラは、OLYMPUSのE-330で、レンズは14-54mm F2.8-3.5である。 やはりオリンパスの色は濃厚である。
投稿者 kom : 00:04
2007年01月20日
一瞬の空色
竹富島に行くと、いつもの散歩コースがある。まずは西桟橋に行って、そのまま海岸沿いをコンドイビーチに。 そしてカイジ浜まで歩くと、そこから集落に戻る。竹富島に泊まると、一日2回はこのコースを歩く。時間によって、景色が変わるので、 何回歩いても飽きることはない。
写真はカイジ浜から集落に戻る道の途中である。12月29日、時刻は、日没間際で、この日は久しぶりの竹富島だった。 宿の夕食の時間に間に合うように帰ろうと急いでいる途中の景色である。結局、道に迷ってしまって焦ったが(^_^;)、 民宿泉屋に帰ったのはギリギリの時間になってしまった。久しぶりの竹富だったので、ちょっとカンが違ったようだ。
島に行くと、高い建物がないからホントに空が広く感じられる。ワタシは、日が暮れかけてから、 太陽が沈んだ直後の空の色の変化が好き。この、なんとも言えない深い青色は、夜の帳が下りるまでのほんの瞬間である。
投稿者 kom : 00:01
2007年01月19日
西桟橋の夕陽
竹富島といえば、何と言っても西桟橋である。それも日没の時間がサイコー。たぶん、八重山の夕陽スポットの中でも、 最強のロケーションのひとつだろうと思う。日没は、石垣島への最終便が出た後。西桟橋で夕陽が見られるのは、 この島に泊まる者だけの特権である。
この写真は、昼間は青空が広がった12月30日。しかし、夕方から雲が広がり始めてきた。人影はまばらで、 西桟橋には数人しかいない。
この西桟橋、実は冬がイイ・・・と思う。夏だと民宿に泊まっている人たちで賑わい、日によっては大混雑の様相を呈する西桟橋も、 冬なら人影が少なく、ロマンチック度120%アップだ。オマケに夏だと夕陽は西表島に沈むが、冬は水平線に沈むのだ。まぁ、 沈むのが水平線か、島かは好みの問題だけど、ワタシ的には水平線が好みである。
残念ながら、私の旅行中は曇りの日が多く、水平線に沈む夕陽を見ることは出来なかった。でも、多少雲が広がっても、 この雰囲気は好きだなぁ。
投稿者 kom : 00:48
2007年01月18日
竹富島の水牛車
竹富島には、もう6回くらい行っている。主な場所には一通り行ったような気がするけど、 まだ水牛車には乗ったことはない。日帰り観光客の多くは、最初に水牛車に乗る人も多いけど、なんか乗りたいという気が起こらない。 とはいっても、水牛車が動いている景色は好き。三線が奏でられる音もイイ。
そういえば、今回、竹富島を歩いていたら若い女性の声で「童神」を歌っている声が聞こえてきた。伴奏はもちろん三線。 誰だろうと思ったら、水牛車の案内人だった。すごく素敵な声でしばらく聞きほれてしまったほどだけど、三線の腕前も良さそう。 水牛車というと、何となく島のおじいが乗っているものだというイメージがある。でも、こうやって竹富島で女性の声に接してみると、 それも悪くない。
写真は、竹富島の民宿泉屋の前。写したのは年も押し詰まった12月30日だが、一見、夏の景色だ。 ただし見る人が見ればわかるかも(^_^;)、やっぱ、冬の八重山なのだ。
投稿者 kom : 01:09
2007年01月17日
ジャングル・クルーズ
1月3日、西表を離れる前に、仲間川遊覧船に乗った。厚い雲が空を覆い、いまにも雨が降ってきそうな天気のなか、 遊覧船はマングローブの中をクルーズする。途中、椰子の木が群生しているところが見えてくる。このようにヤエヤマヤシが自生している場所は、 八重山の中でも3ヶ所しかないらしい。
椰子の木があると、やっぱり熱帯だなぁ・・・という雰囲気。こんな雰囲気の森を写すのには、むしろ曇りの日のほうがイイ。 晴れるとコントラストが強くなりすぎて、森のうっそうとした雰囲気が飛んでしまうのである。しかし、 船の上からこういう写真を取るのはなかなか難しい。望遠レンズで300mm(35mm換算で450mm!)、絞りはF5.6の開放で、 シャッターは1/250。この曇りの中、これだけのシャッタースピードを確保するためにISO400に増感せざるを得なかった。
それにしても、ボディ内蔵の手ぶれ補正にはホントに助けられる。普通に考えれば、航行中の船上で450mm相当で1/250では、 ぶれるのは明白。数枚写してなんとかブレが少ない画像が2枚くらいあったのは、手ぶれ補正のおかげである。 決してワタシの腕ではない(^_^;)。
投稿者 kom : 00:49
2007年01月16日
西表島のマングローブ
マングローブとは、熱帯や亜熱帯地域の河口付近の森のこと。したがって特定の植物を指すものではないけど、 ヒルギという植物のことを間違えて「マングローブ」と呼ぶこともある。4年前、はじめて西表島に行ったとき、 西部の浦内川河口の広大なマングローブを見て驚いたことを刻銘に思えている。「日本にもこんな場所があったのか・・・」と。
写真は、西表島東部の仲間川河口付近。太陽も西の海の沈んだ後、たった一本の小さなヤエヤマヒルギが顔を出していた。 群生しているとなんかコワイ感じがするヒルギだけど、こうやってポツンと立っている姿は健気でカワイイ。カメラはPENTAX K10Dで、 レンズはSIGMA 70-300mm F4-5.6 DGを使った。このレンズはまだ使いこんではいないけど、性能は悪くなさそう。 13,000円以下の値段の安さを考えるとオススメである。
仲間川は、私が泊まった竹盛旅館から見ることもできるが、仲間橋の上まで歩いてもほんの数分。ちょっと散歩気分でも大丈夫。 でもマングローブを見るなら船で川面から見るのが良い。遊覧船でもいいけど、やっぱりカヌーが一番。 やっぱり水面すれすれの位置から見るマングローブが一番迫力がある。ただ、防水のカメラだと性能的に物足りないのがザンネン。
投稿者 kom : 00:50
2007年01月14日
たきどぅんのアイスキャンディ
竹富島の「なごみの塔」の近くにある売店「たきどぅん」。とても小さな店で、観光客向けの商品がほとんどの店である。 沖縄風ドーナツ団子とも言うべき「サーターアンダギー」が有名だが、アイスキャンディも買ってみた。
いかにも手作り風で、棒には割り箸を使っている。実は何の味を注文したのか忘れてしまったのだが(^_^;)、 色から推測するとシークワァーサーかパイナップルだと思う。値段は100円だったかな。値段の割には、意外とフルーツの味が濃く、 美味しかったのはハッキリと記憶している。
それにしても、久しぶりの竹富島。なんか観光客向けの店が増えたなぁ・・・というのが実感である。泉屋に泊まった時に、 20年ぶりに竹富島に来たという夫婦がいて「変わっていて驚いた」と言っていたけど、3年ぶりのワタシでさえそう思うんだから、 たぶん隔世の感だったんじゃないだろうか。
投稿者 kom : 01:32
2007年01月13日
コンドイビーチ
八重山には美しいビーチが多いけど、その中でも竹富島のコンドイビーチは最上位に挙げる人も多い。果てしなく遠浅の海なので、 スノーケリングをするには変化が乏しいらしい。そのあたりをどう評価するかは分かれると思うけど、フォトジェニックなビーチという意味では、 波照間のニシハマと双璧だと思う。
12月30日、ワタシが八重山を旅している10日間で、唯一、快晴だった一日。・・・この日の海は、本当に美しかった。 PENTAX K10Dは、JPEGで「鮮やか」モードで写した。まだ、使い込んでいるカメラではないが、 こってりとした色合いが好きな好きな私は、ある程度、彩度がある写真が好みである。「鮮やか」モードは、 その意味では私の好みの色合いに近い写真が撮れるので、風景なら迷わず、このモードでイイと思う。
冬の晴れた日、人の少ないこんなビーチでまったりするのは至福の時間~。ただ、10日間の旅行中、 こんなに晴れたのがたった一日というのは、やっぱ少ないなぁ。
投稿者 kom : 22:22
2007年01月09日
星の軌跡
11月末に某ネットショップに予約したPentax K10D。実際に手に入ったのは発売から10日ほど経った12月中頃だった。 いまでも品薄で、ヨドバシやビックカメラの店頭では「予約」となっている。しばらくすれば潤沢になってくるんだろうと思うけど、 キャノンとニコンの二強によって8割のシェアを持っているデジタル一眼レフ市場において、最も注目すべきカメラであることは間違いない。
実際に使ってみると、とてもよくできたカメラであることがよく分かる。ファインダーの大きさや見易さ、 ISO感度を瞬時に変えられるSvモードの新設、防塵防滴で、それなりに品位の高いボディ、1000万画素の高解像度、 ボディ内蔵の手ぶれ補正(SR)、ペンタ初のダスト対策であるダストリムーバブル、・・・これだけの機能がバランスよくまとめられている。 OLYMPUSを使っているときは、ホワイトバランスの信頼性が低かったのでいつもRAWで写していたけど、 このK10Dはホワイトバランスも優秀。今回の八重山では、ほとんどJPEGで写したけど、 ホワイトバランスを調整したくなるような写真はほとんどなかった。
さらに16-45mm F4という純正レンズの存在は、ワタシ的には大きい。35mm換算で24-70mmと、 まさに私が使いたいレンジのズームで、しかも描写性能は素晴らしい。これに防塵防滴のレンズだったら完璧だったのだが。それでも、 ワタシ的メインカメラの座に、当分の間、居座るのは間違いないと思う。
このカメラのよい点はすでに語りつくされていると思うけど、その一方で不満も出されている。 ワタシ的にその中でも大きい不満はダストリムーバブル。これは気休め程度の性能しかない。八重山旅行中に、 カメラのモニターでも分かるような大きなゴミがついた写真があったが、電源をON・OFFしてもとれない。結局、 ブロワーでかんたんに取れたけど、OLYMPUSの完璧に近いダスト対策と比べると、その信頼性には大きな差がある。
あと、あえて挙げれば、オートフォーカスの性能。これはK100Dと比べると長足の進歩を見せたけど、 照度が暗くなるとなかなかフォーカスが合わないシーンもあった。なお明るい場所でのフォーカス性能は、全く問題なく、とても正確。 スポーツ写真を撮るのでなければ、このカメラで不満は出ないだろうと思う。
掲載した写真は、今回の旅の最後の日、ほんの数十分間だけ満天に星が広がった時間があった。 竹富島にいた私はすぐにカメラを持って宿を飛び出し、三脚にカメラをセットした。露光時間はほぼ4分。風でゆらぐ椰子の木の上に、 星が降っている。正直言って、もっと露光時間を長くするべきだったが、諸事情でこれが限界だった(^_^;)。
投稿者 kom : 22:06
2007年01月06日
2006-2007八重山の旅 おしまい
昨夜の野原荘は、12人の宿泊で、年末「年始」のせいか常連率が異様(^_^;)に高い。 そのほとんどが一人旅。昨夜の野原荘のゆんたくでは、体調がまだきちんと回復していないおじぃは顔を出してくれなかったけど、 この野原荘では船を買って、夏はシュノーケリングに連れて行ってくれるらしい。値段も通常のツアーの半額以下とのこと。 野原荘もますますパワーアップしている。ゆんたく後は、竹の子に飲みに行った4人や、 深夜3時の干潮にあわせて竹富港近辺の海岸にタコ採りに行った人など、思い思いに夜を過ごした。 私は夜11時には就寝Zzz.....。
1月6日(土)、空には白い雲と青い空が広がっている。日差しも強く、夏の気配すら感じる。しかし油断ならない。八重山の冬の 「晴れ」が、長く続くことは珍しい。実際、すぐに雨がぱらついてきた。朝食を食べて、 おじぃと話しながら2泊分の宿代10,500円を清算する。今日は、八重山を離れる日だ。野原荘のみんなに見送られながら、 軽自動車に乗って港に向かい、10:15発のハエ山観光フェリーに乗って石垣離島桟橋に到着。 あやぱにモールで30分ほど買い物をしてからタクシーを拾って、石垣空港に着いたのは11時ちょっと過ぎ。 ターミナルに入ってびっくりしたのは、空港の混雑ぶり。手荷物を預けるカウンターは人であふれている。なんとか搭乗手続きを済ませて、 JTA074便に乗り込む。定刻の12:05からすこし遅れて石垣空港を離陸した。機体は離陸後、 20秒もしないうちに厚い雲の中に吸い込まれ、石垣島は見えなくなってしまった。
いま、この旅の最後の記録を、JTA074便の機内で、 オリオンビールを飲みながら(^_^;)書いている。座席はなんとClass Jの広い座席。マイレージの特典航空券で、 なんか得した気分。
さて、東京都の気温差は10度以上。ある意味では、最も「本土」との差を感じられるシーズンである。 シャツ一枚で過ごせるマターリ感は格別だ。まもなく羽田空港に到着するが、東京の寒さは?、混雑は?週明けからの仕事は?・・・ そんなことを考えると気が重い。しかし、それが現実である。今度、八重山に行けるのはいつになるだろうか。
※ 今回の写真機材は、Pentax K10D、10-17mm F3.5-4.5 Fisheye、16-45mm F4、 SIGMA 70-300mm F4-5.6、そしてサブカメラとしてPentax WPiを持参した。特にK10Dは、 これまでのPENTAXのカメラの弱点のほとんどが克服されているカメラである。その真価は、 家に帰ってプリントしてみないと断言は出来ないけれど、しばらくの間、このカメラが私のメインカメラになるだろうと思う。
投稿者 kom : 17:16
2007年01月05日
2006-2007八重山の旅 その9
1月5日(金)。昨夕から天候が悪化し、寒くなってきた。寒さの原因は、 気温よりも北風が強くなってきたことにある。もちろんこちらの寒さは東京の寒さとは違って、Tシャツ一枚では寒いとか、 上着を着ないと寒いとか、そういうレベルなのだ。決して、コートやダウンジャケットが必要な寒さではない。それでも、 ずっと暖かい日が続いてきたので寒さが身に堪える(^_^;)。
夕べは、午後6時前から夕食。そして8時ごろから恒例の「ゆんたく」。泡盛などを飲みながら、自己紹介をして、 三線を友に沖縄の唄を歌う。野原さんの息子さんを始めく三線が4本も揃い、にぎやかなゆんたくになったが、おじぃは始めの30分くらいだけ。 かつてのおしゃべりが中心のゆんたくから、三線中心のゆんたくに変わったけど、あとは息子さんのカラーなんだろうと思う。 午後10時半ごろにゆんたくはおしまい。
今日は、午前中はちょっと晴れ間も見えたけど、その後は曇り。基本的にやることはないから、 庭で同宿者とゆんたくしたり、記念写真を撮ったり、今回ははじめて島の反対側のアイヤル浜にまで足を伸ばしてみた。途中、 自転車に何台もすれ違い、浜についてからも何人かの人が後からやってきた。とても広い海岸で晴れればきっときれいだろうと思う。
さて、そろそろ旅も終わりに近づいてきた。12月28日から伸ばし始めたヒゲも、さすがに鬱陶しくなってきたので、 今日あたりきれいさっぱりと剃ろうと思う。明日は、JTA直行便で正午過ぎに石垣空港から東京に帰る。 この旅の記録もここでおしまいとしよう。
投稿者 kom : 14:56
2007年01月04日
2006-2007八重山の旅 その8
1月4日、雨上がりの朝。歓楽街近くにある、このピースランド石垣島だが、 窓の外ではかなり遅くまで騒がしかった。私が「源」を出る頃に降り始めた雨は、その後、だんだんと強くなったが、 美崎町通りは頻繁にタクシーが出入りし、東京のように多くはないが通行人もそれなりにいる。 ホテルの窓はそれなりの遮音性があるので、私はそんなに気にはならなかったが、神経質な人だと眠れなかったかも。でも、 一泊朝食付で5,000円(通常価格は6000円くらい)。しかも朝食はバイキングではなくて、きちんとした和定食風。 現在はバイキングになってしまったハーバー石垣島よりも、レベルは高い。
ホテルの窓を開けると、涼しい風が入ってくる。Tシャツ一枚だと肌寒いが、とても過ごしやすい。地元の人曰く、 この正月三が日は例年になく暖かかったらしい。これで晴れれば楽園なのだが、空は低い雲で覆われている。さて、今日はどうしようか。 天気予報では降水確率が50%と高いので、バイクを借りて・・・というワケにはいかない。早々に次の島に渡ろうと思う。
10時半、八重山観光フェリーに乗り、再び竹富島に上陸。すぐに迎えの軽自動車に乗って、 今夜の宿である野原荘に到着した。新年の「ゆく年くる年」で全国に放送された、あの民宿である。案内された部屋は二番座。 表に面した良い部屋だ。この民宿には二度ほど泊まったことがあるけど、以前はボロボロのミニサイクルしかなかったのに、 いまは26インチの自転車が数台ある。しかも無料。シャワー室が増えている、宿泊者専用の冷蔵庫が設置されているなど、 改善が著しい(^_^;)。ジュースを飲み、他の宿泊者とちょっとゆんたくしてから、宿の自転車で島の中を一周。しかし、 今にも雨が降り出しそうだったので、途中で急いで帰ってきた。昼食は、雨の中、竹の子に出かけ、焼きそばを注文。 ソースとそばダシをミックスした味は美味いけど、やっぱこの店なら、オーソドックスに八重山そばを注文するのがベターだと思う。
その後、雨がぱらぱら、風が強まり、Tシャツ一枚では寒くなる。部屋に戻って昼寝をしたり・・・・・・。 とにかく時間がゆったり流れるのが竹富島。旅人は、その時間の流れに身をゆだねるのがいちばんだと思う。
※写真はすべて野原荘の庭で写したもの。
投稿者 kom : 15:37
2007年01月03日
2006-2007八重山の旅 その7
西表島最後の朝。カーテンを開けると、空は雲が覆っている。夜明け前の仲間川を写そうと思って、 朝食前に仲間橋の上に向かう。雲が一筋、ほんの瞬間だけ赤く色づいた。その空を眺めながら思った。 この島も今日でお別れなんだなぁ・・・。
以前、西表から離れる高速船から、ピナイサーラの滝を眺めたとき、とても寂しい思いをした記憶がある。この島には、 なにか深い縁のようなものを感じる。
さて、この西表島東部では、まだ見ていないところがいくつかあった。まずは西表島野生生物保護センター。ただしココは、 年末年始はお休みなので、日程的に合わないので、次回以降の楽しみにしておきたい。そして長い海岸線を誇る南風見田の浜辺。しかし、 海岸線は晴れないとさえないので、ここも次回以降にする。残ったのは仲間川。展望台だと往復で徒歩2時間程度だが、 天候がはっきりしないので、ここは安全策をとって遊覧船に乗ることにした。
午前9時、宿の車で遊覧船の切符売り場まで送ってもらって、そこで荷物を預ける。そして川辺の乗り場まで歩いて、 遊覧船の時間まで待つことにする。本来の遊覧船は11時が第一便なのだが、 団体客がある場合はそれ以前の時間でも乗ることが出来る場合がある。正月三が日だったので観光客は多く、9時40分ごろ、遊覧船に乗った。 事前に「右側がいいよ」というアドバイスをもらったので、進行方向に向かって右側の最後列に座った。
この手の遊覧船は、西部の浦内川でも2回ほど乗っている。 マングローブの森の解説などは基本的に同様だが、私が乗った船の船長は解説が上手い。東部は団体の観光客が多いので、 西部よりも慣れているのかもしれない。約20分ほど進むと日本最大のサキシマスオウの木がある場所に到着する。船を下りて、 木道を歩くと巨大な板根を持ったサキシマスオウの木が目に入る。写真では対比するものがないので分かりにくいと思うけど、 板根だけでも高さが4メートル近い。
さて、遊覧船に乗る前に、この島に30年ほど前に移住してきた人と話をすることができた。この島の人のやさしさとと助け合いの心、 人間関係の濃密さ、その裏返しとしての人間関係の難しさなどを話してくれた。「この島の人に気に入られて、 仕事も紹介してくれるようになると住みやすくなるよ。それに困っていると、晩御飯も持ってきてくれるし。その代わり、 私は魚が採るのが得意だから、魚が採れると持っていくけど、ホントに助け合いさぁ」 「でも、プライバシーはないよ。 他人のうちでも勝手に上がりこんでくるし、勝手に物を借りていく。借りたよって、事後承諾さ」 「時間はルーズで、 約束の時間から30分や1時間平気で遅れてくる。移住した当初は、ほういう感覚がすごくストレスだった」 「移住してきた30年前は周回道路もなかったし、あの仲間橋だって木造で、水牛車一台がやっと通れるくらいだった。 だから集落同士の交流なんてほとんどなかった。だから集落ごとに少しづつ言葉が違うし、島唄も違ったんだ」・・・などなど。 奄美大島でもガイドのMさんから同じような話を聞いたけど、このように険しい島に住む人々の共通の特徴なんだろうと思う。
遊覧船も約1時間で終わって、まだ石垣島への船の時間まで1時間ちょっとある。お土産(ヤマネコ・グッズ)を買って、 港の売店でブルーシールのゴーヤアイスを食べる(苦くない。あま~い)。そして安栄観光の大原発正午、石垣行きの船に乗り込んだ。乗客は、 なんと私一人だけ。完全貸しきり状態である。
石垣離島桟橋に到着し、まずは宿泊するピースランド石垣島に入り、フロントに荷物を預ける。そしてオススメの昼食処を聞いたところ、 観光ガイドには載っていない美崎町の「さつき」という店を紹介してくれた。行ってみると観光客はほとんどいない。あとからはいってくる客も、 みんな近所の食堂やホテル、観光ガイドの人ばかり。ランチは、セルフサービスながら500円と超リーズナブル。 私は焼きそば600円にジューシーご飯セット150円を注文。しかし焼きそばだけで十二分にデカイ。ご飯をセットで注文したのを後悔したが、 結果的に全部食べてしまった・・・。この店はオススメである。
あやぱにモールなどを廻ってからホテルにチェックイン。部屋は石垣島の歓楽街・ 美崎町通りの真正面である。目の前には民謡酒場がたくさん並んでいて、その手の酒場が好きな人には絶好のロケーションだろう。
夕食は、海人居酒屋「源」石垣島店に行った。ゴーヤチャンプル500円と刺身盛り合わせ780円、オリオンビールを注文。 刺身は一人前だったのに「えっ」という量が出てくる。何という魚か分からないけど、マグロほか5種類20枚ほど。ゴーヤチャンプルは、 私が作ったものにそっくりな味付けで、実に美味い(^_^;)。昼飯でおなかいっぱいだったので、夜はこの程度でお会計。あー、 島で飲むと安いし美味い。
投稿者 kom : 23:01
2007年01月02日
2006-2007八重山の旅 その6
旅行をしていると一番気になるのは天気予報。その予報次第で予定を決めることもある。1月2日の予報は晴れ。この予報を見て、 アクティブに川か海に行こうと決め、海歩人(うみあっちゃー)のツアーに申し込んだ。電話で聞いたツアーの行き先は、 西表島西部の白浜から仲良川のナーラの滝を見に行くツアーだった。
1月2日午前8時40分、約束の時間通りに海歩人の迎えの車が来た。 ワゴン車の後ろにはシーカヤックを4台積んだキャリーカーが繋がれている。車は一時間ちょっとかかって、 西表島の丁度反対側の白浜に到着した。今日のツアー参加者は、私も含め全部で6人。私以外は全員カヤックの経験者だったので、 私は海歩人のNさんとタンデムに乗ることになった。潮の加減と天候次第でベストのコースに変更するというNさんは、 ほどほどのよい天気と、波が安定しているを見て当初のコースから変更し、内離島を周回するルートを選択した。
カヌーは3年ほど前にピナイサーラの滝に行ったときに乗ったことがあるけど、実に久しぶり。Nさんは 「2日目にしてはなかなか安定している」と褒めてくれるんだけど、私が漕いでもカヤックはぜんぜん進まない。ところがNさんが漕ぐと、 カヤックはすーっと進んでいくのだ。使っているパドルが違うのかと思うほど、同じパドルだと言う。「パドルを漕ぐのに力は要らないんですよ。 コツをちょっと覚えると早くなりますよ」と笑った。私も漕いだけど、前半はNさんのパドルのおかげで進んだようなものである。
冬のこの時期に、こんなに波が安定しているのは珍しいとNさん。ホントに潮の満ち引き、潮流、風向きのことをよく読んで、 コースを的確に指示する。まずは内離島と外離島との間に出来る、干潮のときにだけ姿を現す砂浜に上陸した。真っ白な砂浜に日差しがさすと、 波頭が輝き、海の青さとのコントラストが実に美しい。この写真を見て、1月の景色だと思うだろうか。実際、 Tシャツ一枚でもぜんぜん寒くないのだ。
その後、内離島の無人の白浜でランチ休憩。Nさんの料理は、慣れているだけあって実に手際がいい。Nさんは 「コックみたいなこともやっていたんですよ」と言ったが、たしかに玉葱をぺティナイフでスライスする手さばきはなかなかのもの。メニューは、 缶詰のトマトソースを使ったパスタと、卵と玉葱のスープ、コーヒーと、食材としては実にリーズナブルなものだけれど、 こういうところで食べる食事は格別だ。
昼食後、空は雲が覆ってきて、風も強くなってきたが、内離島をほぼ一周し、まだ時間があったので、 仲良川河口でミナミコメツキガニを見に行こうということになった。私もパドルさばきのコツをちょっと覚えてきて、 なるべく体の前のほうで漕ぐと推進力がつくことがわかってきた。河口に近づくにつれて、水の色がにごってくる。 養分が豊富な証拠なのだろうが、河口近くの中洲に上陸しても、肝心のカニの姿がない。たしかに泥団子が一面に残っているので、 カニがいたはずなのだが、すでにどこかに行ってしまったようだ。雲行きも怪しくなってきたので、ここでツアーも終わり。 白浜港に午後2時半ごろに戻った。距離にして何キロ漕いだのだろうか分からないけど、とても心地よい疲れが残った。
また1時間少々をかけて島の東部に戻り、竹盛旅館に入る。まだ3時半だったが、海水にぬれた洗濯ものもある。 あとはゆっくりと過ごすことにした。明日は、西表島で過ごす最後の日だ。
投稿者 kom : 21:32
2007年01月01日
2006-2007 八重山の旅 その5
新年、明けましておめでとうございます。
私は新年を西表島で迎えました。こちらの初日の出は午前7時26分。 仲間橋の上が一番よく見えるということだったので、宿を出ようと思ったら急に雨が降ってきた。木立ちの葉がざわめく音も、 強い風を表している。・・・そういえば4年前のクリスマスの頃、初めて西表島を訪れたときもこんな天気だった。そのときの夜、 雨が断続的に降り続き、ただでさえ初めての西表で興奮している私の心を、さらに不安に陥れたのが、この雨音だったのだ。
朝食後、雨は次第に弱まり、そして空は明るくなった。しかし油断ができないのが西表なのだ。 やはり予定通りにバスで移動することにする。私が4年前に来たときには、バスは一日3便しかなかったが、今は一日6便、 しかも3日間乗り放題で何と1,000円なのだ。ますは宿がある大富(おおとみ)から10時過ぎにバスに乗り、由布島水牛者乗り場で降りて、 西表島の代表的な風景となっている水牛車に乗って300m沖合いにある由布島にわたった。
八重山には何度も来ているけど、竹富島も含めて水牛車に乗るのははじめてである。すでに観光バスが何台も来ていて、 水牛者乗り場はにぎわっている。対して個人客は少ない。潮が引いている時間帯だったので、海を渡るという感じは乏しかったけど、 南国情緒にあふれる乗り物だ。島までわずか10分ほどだけど、一度は由布島にわたってみる価値はあると思う。 ただし島の植物園は今ひとつ見所に乏しい。入場者にもれなくついてくるフルーツジュースを飲んだら、次のバスの時間が迫っている。 滞在時間わずか50分ほどで、早速次の目的地に向かうことにした。
バスが西表島温泉に到着したのは、11時半ごろ。 日本最南端のこの温泉はパイヌマヤリゾートホテルの中にあって、その中のレストランにはツアー客の昼食で多くの客が来ている。 到着してから気がついたんだけど、この温泉は12時営業開始。それまでロビーで新聞を読みながら待つことにしたのだが、 その間に外ではまた雨が降ってきた。
この温泉、実は4年前にも入ったことがある。泉質は、はっきり言って特徴はない。温泉気分というのはちょっと乏しいわけだけど、 雨の西表島ではやることは限られる。まぁ、の~んびりと露天風呂に入るのも良いものである。湯船は小さめだし、 屋内風呂を横切らないと露天風呂に行けないという変わったレイアウトなのだが、個人的にはこの温泉、キライではない。 やや人工的な感じもぬぐえないが(^_^;)、外に植えられたヒカゲヘゴなどが、ジャングル風呂的な雰囲気が好きだ。
12時から風呂に入って、結局、一時間も入っていたのだが、その間も雨が降ったり止んだり。風呂から上がって、 ホテルのレストランで島野菜のカレー1100円とビール450円を注文。リゾートホテルにしては値段も手ごろなのがいい。 風が抜ける屋外のテーブルの昼食も良いものだ。
お土産をちょっとだけ買ってから、午後2時前のバスに乗り、大富で降りて宿に戻る。まだ3時前だったが、今日は早起きしたので、 ちょっと眠い。昼寝して起きたら、すごい雨が降ってきた。こんな雨の中、外を出歩いていたら、大変だ。やっぱ、早く帰ってきて正解だった。 明日は、晴れるといいな。
投稿者 kom : 20:23