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2007年01月17日

ジャングル・クルーズ

 1月3日、西表を離れる前に、仲間川遊覧船に乗った。厚い雲が空を覆い、いまにも雨が降ってきそうな天気のなか、 遊覧船はマングローブの中をクルーズする。途中、椰子の木が群生しているところが見えてくる。このようにヤエヤマヤシが自生している場所は、 八重山の中でも3ヶ所しかないらしい。

 椰子の木があると、やっぱり熱帯だなぁ・・・という雰囲気。こんな雰囲気の森を写すのには、むしろ曇りの日のほうがイイ。 晴れるとコントラストが強くなりすぎて、森のうっそうとした雰囲気が飛んでしまうのである。しかし、 船の上からこういう写真を取るのはなかなか難しい。望遠レンズで300mm(35mm換算で450mm!)、絞りはF5.6の開放で、 シャッターは1/250。この曇りの中、これだけのシャッタースピードを確保するためにISO400に増感せざるを得なかった。

 それにしても、ボディ内蔵の手ぶれ補正にはホントに助けられる。普通に考えれば、航行中の船上で450mm相当で1/250では、 ぶれるのは明白。数枚写してなんとかブレが少ない画像が2枚くらいあったのは、手ぶれ補正のおかげである。 決してワタシの腕ではない(^_^;)。

投稿者 kom : 2007年01月17日 00:49