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2008年01月30日
イーモバイル導入から、ひと月半
昨年末にeMobileの端末を購入して、高速なモバイルインターネットが可能になった。少し遅れて、auも高速モバイルに対応したデータカードを発売したけど、そっちの方は私がテストした店頭でもPHS並みの速度でしか通信できず、コチラのテストでも同様の結果のようである。将来的にはどうなるかはわからないけど、現時点ではイーモバイルを選択して正解だったと思っている。
さて、イーモバイルを使用し始めてからだいたい1か月半が経過した。購入した当初は通信速度のテストを頻繁にしていたんだけど、最近はめんどくさくてしていない。テストするまでもなく、おおむね快適な通信ができているので、テストする理由がないのである。しかし、先月末の夕方に赤坂のサントリーホールの前でテストした時は、5Mbpsの速度が出てびっくり。やっぱり速いっ!
買った当初は、どのくらいの通信料になるのかわからなかったので4,980円で使い放題のプランだったのだが、現在はギガデータプランに変更してしまった。今月の通信料は、今日現在、送受信合わせて120MBくらい。あと8倍使っても3,980円/月で大丈夫。平日の昼休みと夕方に使う程度なら、1GBの通信量は十分すぎるかも。もっとも家では光回線なので、これもイーモバイルに変更するとなると大変な通信量になるだろうけど。
同時に、無料との事だったので、イーアクセスのADSLも入れた。しかし、こっちの通信速度は500Kbpsにも満たず、かなり遅い。ま、電話局から遠いから仕方がないんだけど(汗)。
2008年01月29日
シャイー&ゲヴァントハウス管弦楽団の来日中止
なにを今更の話だが、主催者からハガキでシャイーの急病によりゲヴァントハウス管弦楽団の来日中止を知った。2月3日に聴きに行く予定だったから、がっかりモードなのだ。某ブログの非公式情報によると、心機能の乱れからミラノの病院に入院したものの、すぐに退院した?とのこと。なにはともあれ、大事には至らなくてよかった。
そういえば、今はゲルギエフ&マリンスキー歌劇場の公演中。これまでは欠かさずにこのコンビの公演には行っていたのだが、今回は結局チケットを買わなかった。ゲルギエフは、最初の来日時はものすごい名演奏を聞かせてくれた。初来日時の「スペードの女王」や「炎の天使」をはじめ、オーケストラの公演なんかは素晴らしかった。その次の来日時には、ショスタコの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」も、極めて意欲的な上演だったし、リヒテルの来日中止で急遽、オケのみの公演となった演奏会もサイコーだった。しかし・・・・来日を重ねるたびに仕事が粗くなってきたような気がする。オケのアンサンブルは低下し、プロダクションも場当たり的な印象を受けた。
そんなワケで、今回はチケットを買わなかった。気にならないといったらウソになるけど、あまり未練はない。・・・・なんか、表題のゲヴァントハウスの話よりも、ゲルギエフの話がメインになってしまったなぁ(汗)。
Zuiko Digital ED 12-60mm F2.8-4 ファーストインプレッション
昨年暮れのことだけで、ネット上の某ショップで表記のレンズを注文した。値段は新品で82,200円。私が注文つぃた直後に値段が変わってしまったから、もしかしたら値付けの間違いだったのかもしれないけど(汗)、・・・とにかくその値段で買えたわけだ。しかしそのレンズが私の手元に届いたのは、先週末のこと。オーダーしてから納品まで1ヶ月もかかってしまった。いま、巷では人気のレンズ、・・・・なのかも!?(いや、ただ生産数が少ないだけという説も有力だ!)
私は以前から、標準ズームは24mm相当からスタートするレンズが好きだ。特に当時は数少なかった24mm相当の標準ズーム=PENTAXの16-45mm F4のレンズは羨ましくて、K100Dとともに買ってしまったくらいである。そんな私のために?オリンパスが発売したレンズがED12-60mmのレンズなのだ。35mm換算で24-120mm相当の5倍ズーム。このレンズがあれば、もう11-22mmの広角ズームを持ち歩く必要がない。
さ店頭ではすでに何回も触っているレンズだけど、実際にフィールドに持ち出すと印象は大きく変わる。やはり従来の14-54mmと比較すると、・・・やはり一回り大きく、重く感じるのは事実だ。腕にズシリと感じるくらいの重さがある。重さの違いは約140g、ボディ+レンズ=全体の重さが10%ほど増える計算だけど、その差は10%以上に感じる。それにレンズの直径が大きいので、レンズの胴を握って持ち歩くときには意外と握りにくい。
もちろん、レンズのズーム比が5倍になったのだから、この程度の大きさ・重さになるのは仕方がないのだが、ふらっと散歩に持ち出すような大きさではない。やはり気合を入れて写真を撮るときにこそ、持ち歩くレンズだと思う。
フォーカスの速さは、やはり度肝を抜かれる。14-54mmでも十分に速いと思っていたけど、このED12-60mmを使うとその差は歴然だ。この差は風景などを写す場合はメリットは少ないかもしれないけど、動態撮影でコンティニアンスでピントを合わせ続けるときには、大きな差となって現れる。試しに自分の家の室内で、C-AFでカメラを動かし、フォーカスを追わせ続けたるテストをしてみると、14-54mmではあわせ続けることは困難だが、超音波モーターを搭載したED12-60mmでは見事に追随する。これはスゴイ。
光学的な性能も素晴らしい。5倍ズームにしては湾曲収差は少ない。もし湾曲が気になる場合でも、いまはオリスタで修正も可能なので、まったく気にする必要はないだろう。解像力は画面周辺部でも良いし、倍率色収差もほとんど見られない。画面に太陽が入ると青いゴーストが出ることもあったけど、これは致し方ないだろうと思う。最短撮影距離も短く、レンズの直前まで寄って撮ることができるマクロレンズの代用も可能だ。。
日常的に持ち歩くには、かなりギリギリの大きさ、重さである。しかし、光学5倍ズームであること、さらにF2.8-4という明るさであることを考えると、フォーサーズならではのコンパクトさ、軽さなのかもしれない。このレンズ一本あれば、ほとんどの被写体に対応できるだろう。持ち歩くレンズを減らせるというトータルな意味では、「コンパクトなレンズ」ということができるだろうとは思う。
そして、これからの私のメインレンズになることは間違いない。
2008年01月28日
今頃発売かよっ! Tamron SP 17-50mm F2.8 ペンタ用
昨年3月、PIEに行った時にタムロンのブースでしつこく要望した。その趣旨は、SP17-50mm F2.8のペンタックス用を早く発売しろっ!ということだ。当時、このレンズは、キャノン、ニコン、ソニー用が発売されていたけど、ペンタックス用がまだだった。私はこのとき、キャノン用を持っていて、KissDigital Xとの組み合わせで「時々」使っていたのだが、このレンズの高性能さには舌を巻いた記憶がある。
全域F2.8という明るさにもかかわらずコンパクトな設計、それでいて高解像度で「色」も良い。コーティングも水準以上。何よりも4万円を切る価格設定が素晴らしい。もしニコンやキャノンが同一スペックのレンズを作ったらいくらになるだろうか?2倍以上の価格になるであろうことは容易に想像がつくのである。もちろん、価格なりの欠点はある。キャノン用の場合は、モーターが非力でAFが遅く、しかもウルサイのだ。ニコン用は、モーターはボディ内蔵なので、当時店頭で試用して見た限りでは、フォーカスの欠点はあまり感じなかった。もしかしたら、キャノン用に限った欠点かもしれない。
で、、このレンズの発売は、ペンタックス用だけが見送られていた。私がPIEでブースのおにーさんに要望したところ、「PENTAX用については、たくさんのご意見を伺っています」との話だった。それから1年近くが経過し、多くのPENTAXファンの意見が実り発売に至ることになった。とはいえ、・・・・あまりにも遅すぎないか!? もしK10Dと同時期に発売されていれば、めちゃくちゃ売れただろうに。
私自身、現在はオリンパスをメインに決めてしまったので、いまさらこのレンズを買う気はしない。しかし、他のメーカーを使っていたら、絶対にこのレンズをメインに使っていただろうと思う。もしPENTAX用のSP17-50mmのオートフォーカスが普通に早ければ、このレンズは絶対にオススメだと思う。
2008年01月27日
猫カフェに行こう! Part2
ま、そんなわけで、猫カフェはたった一時間でも、とっても面白かったし、シャッターチャンスも多かった。持って行ったのは、Zuiko Digital 14-54mmと Leica D Summilux 25mmだけど、使用頻度は圧倒的にZuikoの方が多かった。その理由は、近接撮影に強いこと。このような室内で猫を撮る場合は、ある程度寄れるレンズじゃないと使いにくいと思う。
↑ ホントは、目にピントを合わせるべきなんだけど、フォーカスエリアがオートのままだったので鼻に合ってしまった例。
↑ これはベンガルという猫種だったかな。スヤスヤと気持ち良さそうだニャ。
↑ なんか凛とした雰囲気が漂っていますけど・・・・・。
↑ 後半は乱れまくっていました。完全にトリップしています。あの棒には、絶対にマタタビがかけられているに違いないっ! ちなみに、こーゆーお店ではマタタビは使っちゃダメだと思いますので、念のため。
閉店は午後8時と早いので要注意。お店が終わってから、西小山の商店街にある沖縄・奄美料理の「ばしゃやま亭」というお店に入った。値段も安く、味もまぁまぁ、店内も落ち着いているので良かった。「山猫」という芋焼酎と、奄美の代表的な黒糖焼酎「里の曙」を飲んだけど、やっぱ焼酎は翌日に残らないのがいいなぁ。
2008年01月26日
猫カフェに行こう! Curl up Cafe
木曜日に、いま話題の猫カフェに行ってきた。猫カフェとは何か?という方は、ココをご覧になるとよろしい。要は、猫がいる時間制の喫茶店だ。場所は目黒線西小山駅に近いCurl up Cafe、駅を出てからの方向にちょっと迷ったけど、改札を出て1~2分ほどの場所にある。お店に入ると、まずスリッパに履き替えて、猫がいる部屋の中に入る。いるいるっ!かなり血筋が良さそうな猫たちが寝そべっている。しかし猫と遊ぶ前には、水道で手を洗ってアルコールスプレーで消毒なのだ。
料金は、カールアップカフェの場合、ワンドリンクつきで1,200円/hなのだが、私が注文したパイナップルジュースはフレッシュジュースっぽくて美味。「うちは結構、まじめにドリンクつくっているんですよ~」というのはお店のおねぇさんの弁で、とっても清潔感もあるし居心地が良い。ストロボは不可だけど、写真は自由に撮れる。私はもちろんOLYMPUS E-3とZuikoDigital 14-54mm と Leica D Summilux 25mmを持参したのだ。
↑ 私が座った席で寝ていたネコ。キミは腕組みしながら寝るのかっ!
↑ 猫なべなら大盛り。毛並みがいいなぁ。これはLeicaのレンズで撮影。
↑ 緑色の目がキレイ。
↑ なぜか興奮状態にっ。もしかしたら誰かがマタタビを持ち込んだか?
↑ はっと我に返る。目が・・・・正気か、お前は。
で、今日掲載したのは、写した写真のホンの一部。ISO800で写したんで画質は十分にキレイだけど、シャッタースピードは1/15~1/60がせいいっぱい。手ぶれはしないけど、猫は動きが早いのでISO1600で写したかったシーンも多かった。
2008年01月22日
冬花火の備忘録
19日(土)、河原での花火撮影は初めてだっただけに、いろいろと試行錯誤の連続だった。打ち上げ花火のコツはそれなりにわかっているつもりだったけど、手持ちの花火&モデル撮影とは、勝手が全く違う。ストロボは原則禁止という条件だったので、スローシャッターで後幕シンクロという技も使えない。今回はあえてピントが甘かったり、動体ブレの写真も掲載したけど、これはあくまで今後の教訓として。たぶん、次回の撮影の時まで忘れないように、手持ち花火撮影のコツを備忘録として書いておくことにしよう。
その壱:E-3の感度は、ISO800の方がベター。というかISO800でも十分に写せると思う。手ぶれ補正もあるので、そんなに早いシャッタースピードは必要ないと思われ。
その弐:花火は原則として風上側から写せ。
その参:思い切った超スローシャッターは面白い効果を生む。モデルと相談して花火の軌跡を写そう。後幕シンクロと組み合わせて、動体ブレを低減する方法もあり。
その四:ゴースト、フレアに強いレンズを選択すること。光源となる花火はめちゃ明るいので、コーティングのしっかりとしたレンズを選ばないとダメ。その点でZuiko Digitalは最強かも。
その五:フォーカスはAFを使うだけではなく、広角レンズでMF&ある程度絞り込んでパンフォーカスで写す方法もあり。その方がシャッターチャンスを逃がさないかも。被写界深度の深いフォーサーズは有利かも!
以上。
2008年01月21日
新国立劇場 2008-2009プログラム発表!
えーと、このサイト・ブログは、そもそもクラシック音楽系のサイトです(爆)。
家に帰ったら新国の会報誌「The Atre」が届いていて、新国立劇場2008-2009のラインナップが掲載されていた。新国のHPも更新されているので、詳しくはココを参照のこと。
で、いちばんの注目は何といっても「リング」の再演! 今シーズンは「ラインの黄金」と「ワルキューレ」だけだが、新国史上、最大の成果と思われる作品だけに必見だと思う。ダン・エッティンガーのタクトにも注目したい。
次いで、新制作の「トゥーランドット」も面白そう。例のフィギュアスケートで注目を集めた「誰も寝てはならぬ」以来、人気を集めている演目だ。個人的にも、プッチーニは最も好きな作曲家なので、ぜひとも聴きに行きたい。料金も最も高い「1」に設定されているので、かなり豪華な舞台装置になるのでは?
さらに、これも新制作のショスタコーヴィチの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」。キャスティングの良し悪しはわからないが、これもぜひ聴きにいきたい演目だ。私はゲルギエフ=キーロフ歌劇場で聴いて以来の演目だけに、この機会を逃したくない。
そしてダメ押しの新制作は、ロッシーニの「チェネレントラ」だ。正直言えば、ロッシーニはあまり得意ではないのだが、登場する歌手がよさげ。カサロヴァとシラグーサでしょ。かなり注目度高し。
個人的な注目は上記の5演目だけど、その他もなかなか力が入っていそう。いっそのこと全演目のセット券を買ってしまおうかと思ったけど、以前と比べると値段が高いなぁ。ウィークデーなら、15~20%くらいは値引きしてほしいと思うが・・・。せいぜいヴァリエーションで買うしかないか。
2008年01月20日
冬花火 -月実由衣ポートレート-
花火といえば夏の風物詩というのが一般的だ。夏になると各地で催される花火大会に浴衣で出かける人たちをたくさん見かける。でも、花火が一番きれいに見えるシチュエーションは夏だろうか? 個人的には、7~8年前だったかな、3月に北海道の阿寒湖に行ったとき、湖上の打ち上げ花火が忘れられない。
視界が広がった凍結した湖上。その澄み切った空気の中で、すーっと打ち上げられる花火の軌跡。そして空中で鮮やかな花火が炸裂し、その色に染め上げられる雪と氷の美しさ。そのときから、私は、花火は冬こそ美しいと思っている。今回の撮影は、雪の中ではないのがザンネンだけど、冬のピーンと張り詰めた空気感の中で、花火&ポートレート撮影の機会を得た。モデルは、月実由衣さん。こんな写真は、OLYMPUSの従来機種では写せなかった。さすがにISO1600だとノイズが多いので、すべてニートイメージでノイズをフィルタリングした。効果は覿面!
光源はローソクのみ。ピントは相当に甘いけど、この雰囲気が好きです。以下の画像も含めてOLYMPUS E-3 ISO1600で撮影。
上の2枚はLEICA D SUMMILUX 25mm F1.4 ASPHで撮影。このレンズは、Zuiko Digitalと比べてゴーストが出やすい点で注意が必要です。画面内に強い光源があると、光源の対角線方向に現れますね。通常の撮影では問題にならないでしょうけど、点光源の場合は注意が必要かも。
↑ Zuiko Digitalの場合は、ほとんどゴーストが現れません。これは50mm F2 マクロで撮影。
カタログスペック上では暗所での最強のオートフォーカス性能を誇るE-3でも、光源が花火だけというシーンではかなり迷ったり、AF合焦まで時間がかかったりします。もちろん合わない場合もありますけど、それでも従来機種と比べれば雲泥の差。少なくともマニュアルでフォーカスができるような明るさではないので、AF性能に頼るしかありません。
↑ シャッタースピード0.3秒!
↑ 花火を写す場合は、花火の風上側から写した方がベター。そうしないと煙しか写らない場合があります。もちろん、それが良い雰囲気をかもし出す場合もありますけど。
↑ さらにシャッタースピード0.8秒。
光源は線香花火だけ。それでも、ここまで写る。スゴイっ。今度は雪の中で花火を写したくなってしまった・・・。
2008年01月18日
夕暮れの東京テレポート
冬の寒さが染みる夕暮れ時の東京テレポート。今日は、かすかに残る残照と、夜に向かう空へのグラデーションがきれいでした。きれいな景色を見つけたとき、スピーディに写せるコンパクトカメラを持ち歩きたいものです。
RICOH GX100 絞りは開放でシャッタースピードは0.4秒!
2008年01月16日
LUMIX DMC-L1 は如何に?
まだ、あまり使い込んではいないのだけど、とりあえず現時点での感想を書いておこう。
良くも悪くも、このカメラの操作性は独自性が強い。ふつうは背面の液晶パネルの中のメニュー画面の中から選択するというものでも、専用のメカニカルなスイッチがいくつも付いている。スポットや中央重点、評価測光などの切り替えや、連写モードの切り替えなども専用のメカニカルスイッチで切り替えるほか、シャッタースピードのダイヤルを持っているデジタル一眼レフも他にはない。
その中で最も注目すべきは、ライカブランドのレンズに設けられた絞り値を設定するダイヤルだ。シャッタースピードのダイヤルもそうだが、これはフィルム一眼レフの時代にはほとんど必ずあったダイヤルである。それをデジタル一眼レフの時代に復活したのが、このカメラの一番のコダワリなのだろうと思う。それが功を奏しているかどうかは評価が分かれると思うけど、個人的に高く評価したいのがレンズの絞りのダイヤルだ。絞り優先AEを多用する人にとっては、このダイヤルはめちゃ便利!
カメラのAF化が進むに従って、レンズをホールドする左手はレンズのズーム以外にやることが無くなってしまった。昔は左手でフォーカス、レンズの絞り値の設定、さらにはズームなどの操作を行っていたし、オリンパスのOMシステムの場合はシャッタースピードのダイヤルもマウント部にあったので左手は大忙しだった。しかし、現在のデジタル一眼レフの多くは、操作の大半が右手に集中してしまい、スピーディな操作が難しくなってしまっている。それが、このLUMIXの場合は、操作が左手にも適度に分散していて、とっても便利なのだ。どうせならはシャッターもマウント部にすれば良かったのに。
ただ、この便利な絞り値のダイヤルも、高価なライカブランドのレンズだけ。オリンパス製のレンズの場合はレンズにダイヤルがないため、本体のダイヤルで設定するしかない。これでは操作性が大きく低下してしまう。ホントは、ZuikoDigitalにも絞りダイヤルを設けてほしいのだが・・・。ここでは、フォーサーズの統一的な操作性が確立されていないもどかしさを感じてしまう。
あと、このカメラは、メディアにSD(SDHC)カードが使用できる。最近では、高速なClass6の8GBのカードでも5,000円以下で売られている。もちろんCFよりも安い。ためしにA-DATAの8GBのカードを入れたが問題なく認識し、JPAG最高画質であれば21コマまでは秒間3コマで連写可能、その後もちょっとだけ速度は落ちるけど秒間2.5コマ程度の連写が可能だった。
画質のついては、昨日の掲載写真のとおり。ホワイトバランスやフォーカス、AEの精度に関しては、E-1、E-300以上で、E-3以下という感じ。高感度画質は、まだ使い込んでいないけど、少なくともISO400までは安心して使えそう。解像力や色合いは悪くない。少なくともデジタル一眼レフに求められる水準は満たしていると思う。あと、これは勘違いかもしれないけど、ポロプリズムでミラーが横に動くカメラは手ぶれに強いような気がする。かなりのスローシャッターでもブレが少ないのに驚いた。発売は1年半前のカメラだけど、いまでも通用する画質である。
ただ、これから新品のDMC-L1を買うのは、よほど安くない限りはオススメしない。やっぱ、ふつーにE-410やE-510を選択したほうが無難だ。でも、すでにフォーサーズのシステムを持っている人が違った傾向のカメラを使ってみたいのであれば十二分に楽しめると思う。私ももうしばらくこのカメラを使いこんでみたい。やっぱ、ズミルックスには、このカメラの方がよく似合うからだ。
2008年01月15日
Panasonic DMC-L1
で、昨日のブログの続き。
1月13日は、ヨドバシの後、すぐ隣のカメラのキタムラに寄ったのだ。フォーサーズ関係の展示は少なかったが、その中にはPanasonic DMC-L1(ボディのみ)があり、値段は39,800円。しかも中古展示品は、すべて10%OFFのセール中・・・。うっ、これはっ! 何をいまさらL1という気持ちもしないではないが、一応、店員さんにショーケースの中から出してもらって見ることにした。
本体にキズはなく、なかなかの美品。レンズはないが、元箱、保証書(メーカー保証があと半年残っている)、付属品はすべてある。しかも予備の純正バッテリも付属。相場はよくわからなかったが、これで39,800円×0.9=35,820円なら安いんじゃないだろうか。もっとも、このカメラの価値の大半は、付属だったライカブランドのレンズにある。本体だけだとこんな値段になってしまうというのがちょっと悲しげだが、一度、試しに使ってみたかったカメラなので買うことに決めた。
ご承知の方もいると思うけど、このカメラはPanasonicで初めてのデジタル一眼レフカメラで、OLYMPUS E-330をベースに開発されている。デザインでは奇妙なE-330よりは圧倒的にDMC-L1のほうがカッコイイし、マグネシウム合金でできたボディの質感も高い。マニュアル的操作を意識した操作体系も興味深いし、バッファの容量も大きくRAWで6コマの連写が可能(E-330は4コマ)、さらに多重露出もできる。ただし、E-330で可能だったライブビューのAモードが使用できないし、背面の液晶モニターは可動ではない。
実際に試写したのが、下記の写真。ホントは他のカメラと比較すれば絵作りの傾向がわかりやすいんだけど、2台のカメラを持っていく余裕はナシ。ま、てきとーに見てちょーだい。すべてJPEGでレタッチなしで、50%に圧縮済み。
ZuikoDigital 14-54mm ISO100
ZuikoDigital 14-54mm ISO100
ZuikoDigital 14-54mm ISO800
ZuikoDigital 14-54mm ISO400
Leica D Summilux 25mm ISO400
Leica D Summilux 25mm ISO400
2008年01月14日
秋葉原 と 刀削麺
この3連休はとっても寒い。本来の冬の寒さなのかもしれないけど、かなり堪える。これだけ寒いと出かける気がしないのだが、昨日は思い切って秋葉原に行ったのだ。昨日更新したトランセンドのCFは、その時に買ったもの。ちなみにシリコンパワーを買ったのは、確か11月だったかな?
で、秋葉原を歩く人通りも多くて、とっても賑わっている。昔はジャンクや部品屋が並ぶ裏通りなんかは女性の姿はなかったのに、今ではふつーに歩いている。すでに家電系の店は概ね絶滅し、コンピュータ系の店が主流になったけど、フィギュアやアニメだけでなくエロ系の店も増えてきて、いよいよその怪しい街並みに磨きをかけている。
ただ閉店した秋葉原デパートは、今でもシャッターが閉じたままで、新たなテナントが入るような様子がない。秋葉原と言えば必ず映像に映っていた駅前のロケットも閉店し、寂しげな姿をさらしている。昔は壁面いっぱいの垂れ幕で、秋葉原のシンボル的な存在だったのに。あと、空地も多いんだなぁ。なんか計画でもあるのかな?
メモリーカードや電源ケーブルなどを買って、駅の反対側のヨドバシカメラに入った。ここも賑わっているなぁ。早速7階のレストラン街に行って、シーアンという店に入った。注文はもちろんマーラー刀削麺。うちの近所の刀削麺の店が無くなってしまい、秋葉原に来るたびにこの店に入っている。
中国山椒のしびれる辛さが好きなので「山椒多め」で注文。いやー、やっぱ旨い! やっぱ冬は辛いものに限るぜ。
そして、その後、カメラにキタムラに寄ったのだが・・・・・・・(続く)。
2008年01月13日
安物CF対決 シリコンパワー200x vs トランセンド133x
デジカメ用のメディアと言えば、San(サン)とかLexor(レキサー)あたりが高品質メディアの代表格とされている。高速性、信頼性ともに両社のメディアの評価は高いけど、・・・それ以上に値段も高い。昔と比べて値下がりしたとはいえデジタルカメラの画素数も増えて、余計に大容量のメディアが求められている。Sanの高速なDucatiやlexorの300倍速のコンパクトフラッシュなんかは8GBで42,800円(ヨドバシ)。めちゃめちゃ高い。
ワタシはSanとかLexorのメディアは使ったことがない。いつも台湾製のブランドばかりで、A-DATAあたりがお気に入り。最高速のメディアと比べると多少は遅いけど、データが壊れたことはなく、信頼性はそれなりに高いと思っている。この手のシリコン・メディアの場合、初期不良がなければ壊れることは滅多にない。たとえB級メーカー品だとしても、買った直後にテストして問題がなければ、まず大丈夫だと思っている。
で、最近、手に入れたB級メディアなんだけど、下記の2つ。シリコンパワー(silicon power)の200倍速8GBは、秋葉原のあきばおーで6,980円と、有名ブランドの高速メディアと比べて1/5程度! さらにトランセンド(Transcend)の133倍速 16GBは、秋葉原のZOAで12,800円と、1GBあたりの単価はさらに安い。どちらも最近のカメラで高速な転送を実現するUDMA4に対応している。
両方のメディアをE-3に入れてみると、Rawでの撮影可能枚数は下記のように表示される。Rawのファイルは1枚当たり11MBなので、実際にはこの表示の1.5倍くらいは撮れるんじゃないだろうか。
Silicon Power CF 200X 8GB : Raw 462枚
Transcend CF 133X 16GB : Raw 925枚
秒間5コマのハイスピード連写10秒間で何枚撮れるかをテスト。その後、バッファを解放するまでの時間を測定した。まずSilicon Power CF 200X 8GBは、16コマまでは秒5コマで連写し、その後はバッファがいっぱいになったため1秒に2コマ程度の速度にスピードダウン。結果的には10秒間で30コマを撮影し、バッファの開放には約8秒かかった。対してTranscend CF 133X 16GB は、16コマまでは同様で、その後は1秒で1.5コマ程度という感じ。結果的には10秒間で27コマを撮影し、バッファの開放には約10秒かかった。ちなみに比較対象として、これまで使ってきたA-DATA CF 8GB 120Xのメディアと比較してみる。10秒間で22枚撮影可能で、バッファの解放まで15秒かかった。体感上、明らかに遅い。
と、いうわけで、激安メディア同士の対決では、「200倍速」という表示が示すとおり、シリコンパワーに軍配が上がった。しかし、トランセンドでも私の用途なら十分に速い。なにしろ16GBで12,800円という価格は、気絶しそうなくらいに安い上に、これまでメインに使っていたA-DATA 120Xよりもかなり早いのだ。おまけに国内サポートに永久保証。私の用途なら、この程度の速度のメディアで十分だ。
注意! 他のカメラだと、スピードテストの結果は変わる場合があるから念のため。
PENTAX K10D・・・その後
Pentax K10Dは2006年12月に発売され、かなり売れたカメラである。ワタシも発売直後に手に入れて、年末年始の八重山に持って行った。当時としては驚異的なハイコストパフォーマンスのカメラだった。今ではやや旧式になった間が否めないが、発売当時は11万円前後だった価格も8万円近くまで値下がりした。性能を考えれば、今でも購入候補の上位にくいこむ実力は持っている。
写真は、昨年11月のもので、モデルは幸田侑樹さん。ポートレート撮影で重宝するのは、K10Dのハイパーマニュアルだ。マニュアル露出で撮影中でも、グリーンボタンを押すと自動的に適正露出にあわせてくれる。これは他社のカメラにはない機能で、とても便利だ。
ただし、このK10Dを購入する場合は、事前に欠点も知っておくべきだ。最大の欠点は、オートフォーカスがタコだということ。フォーカスポイントを一点だけ選んで撮影するのなら良いのだが、マルチポイントで撮影すると、かなり迷うシーンが多い。さらに暗所でのAFは、他社比でかなり弱いと思ったほうがいい。あと、CCDに付着したゴミを落とす機能はほとんど役に立たないが、ブロワーで簡単に落とすことはできる。ボディは防塵防滴でも、レンズで防塵棒敵なのはまだ2本だけ・・・。
PENTAXは個性的なレンズが多く、16-45mmや10-17mm Fisheyeなどは大好きなレンズだ(ただしこの写真はTamron 28-75mm F2.8です←良いレンズだ!)。PENTAXのシステムも手元に残したい気もするが、OLYMPUS E-3を買った現在、このカメラを使う頻度が激減するのは確実。・・・うーん、どうするべきか。
2008年01月09日
冬の日
白黒写真ではないのだが、一見、そのように見える。冬の色彩感はモノクロームに近い。OLYMPUS E-3 Zuiko Digital 14-54mm
2008年01月08日
バーミンガム ロイヤル バレエ 「美女と野獣」
今年初めてのクラシック系公演は、1月8日の英国バーミンガム・ロイヤルバレエの公演で、ミュージカルで有名なタイトルである「美女と野獣」である。当初、主役ベル役で出演が予定されていたエリシャ・ウィリスは、来日直前に足を負傷し、3日連続で佐久間奈緒が出演というアクシデントはあったが、その他は変更なし。会場の東京文化会館は、開演10分前まで客席の半分も埋まっていなかったが、開演間際にどわっ増えて9割以上の入りになった。女子率90%。
音楽:グレン・ビュアー
振付:デヴィッド・ビントリー
装置・衣裳:フィリップ・プロウズ
照明:マーク・ジョナサン
ベル:佐久間奈緒
野獣:イアン・マッケイ
ベルの父親(商人):デヴィッド・モース
ベルの姉(フィエール):ヴィクトリア・マール
ベルの姉(ヴァニテ):シルヴィア・ヒメネス
ムッシュー・コション:ドミニク・アントヌッチ
ワイルド・ガール:アンブラ・ヴァッロ
雌狐:平田桃子
カラス:山本康介
管弦楽:バリー・ワーズワース指揮=東京シティフィル
で、・・・・・日本初演のこの舞台、面白かったかといえば、うーんと考え込まざるを得ない。バレエとしては異例ともいえる手の込んだ舞台装置、演劇的な振付に関しては面白かったし、おとぎ話的な「美女と野獣」というモチーフもバレエ向きの作品だと思う。佐久間奈緒の情感あふれるダンス、イアン・マッケイの演技も良かった。
しかし、決定的にダメなのが音楽だ。特に第一幕なんて退屈の極み。単純な旋律に編曲、そして単調なリズム感、何だこりゃ。それでも部分的には奇麗な旋律もあったわけだから管弦楽が良ければ救いはあったんだけど、オーケストラも管楽器の不調だし、弦楽器も音色がイマイチ。さらにバレエファンとしては、テクニック的な見せ場が少ないというのも不満点になるだろう。
救いは第二幕。ここはまぁ、良かった。特に冒頭の舞踏会とラストシーンのメルヘンチックな音楽は美しかった。しかし逆にいえば、それ以外は見どころ、聴きどころに乏しい。「美女と野獣」という、せっかくの良い素材を得ながら、料理の仕方でダメにしてしまった感じだ。ちと残念な公演だった。
2008年01月07日
落陽
山の稜線がシルエットになり、その彼方に沈む夕陽。昨日の16:36に撮影。
OLYMPUS E-3 ED50-200mm f6.3 1/1000 iso100
2008年01月06日
GX-100でスナップ その2
GX-100の特長には、ワイドコンバーターを使うと、19mm相当の超広角レンズになるという点がある。コンパクトなのにオマケ的なレンズではなく、れんぞの解像度も高いし、湾曲収差も比較的少ない。このRICOHのワイコンの高性能さは有名だったけど、実際に使ってみて驚いた。ホントに優秀なレンズだ。
写真は、GX-100 ISO200で、焦点距離は4mm、f2.5開放でシャッタースピードはなんと1/6の手持ちである。大きさは50%に縮小したが、レタッチは全く行っていない。さすがにISO200だと高画質で、暗所のノイズはちょっと気になるかもしれないけど、Neatimageを使えば全く問題がないレベル。
この場所、「三丁目の夕日」っぽい1960年代的なイメージで作られており、はじめて行ったんだけど、とても面白かったデス。
2008年01月05日
「のだめ」後編!
うーん、やっぱ前編のほうが面白かったけど、まぁ、これはこれでありかな。後編の方は、漫画とはちょっと違う部分が多かったけど、基本的なストーリー展開には大きな差がないので、漫画のファンの人も違和感が少なかったと思います。
漫画を実写ドラマにした場合、多くは幻滅したりイメージと違ったりするんだけど、この「のだめ」に関しては見事! イメージの違いはあるんだけど、そんなのどーでもいいと思わせるだけのプラスアルファがありました。特に漫画では困難な音楽の表現を、実際に音にして伝えられる点はプラスだし、その音楽化も的確で、クラシックに統一したBGMの使い方も見事。
さて、シュトレーゼマンの日本公演の会場は、MUZA川崎シンフォニーホールだったけど、あのシーンのためだけに大ホールを借り切って、しかもエキストラもいっぱいにするなんて、壮大な無駄という気がしないでもない(^^;)。
ま、それにしても、昨年末に月9版「のだめ」が終わった時に、さすがにヨーロッパ編が出来るとは思っていなかっただけに、前後編ともに、とっても楽しめました。
GX-100の高感度は?
一眼レフを振り回したらちょっとマズイ場所などでは、高画質なコンパクトカメラが欲しくなる。コンパクトカメラでも光線状態さえ良ければ、一眼レフと比べてもそれほど遜色ない写真を撮ることもできるのだ。しかし、光線状態の良くない場所では、・・・やっぱりカメラの基本性能の差が顕著に現れてしまう。いくら高画質を誇るGX-100でも、やはり搭載しているCCDは1/1.8inchでしかない。やはり暗い場所では厳しいのだろうか。実際に試してみた。
場所は、横浜にある某所(^^;)で、モデルは幸田侑樹さん。ISO1600でf2.6 1/20という暗さだ。手ぶれ補正があって良かった! まともな光源がないので、拡大してみるととてもノイジーだ(ファイルの容量の関係で25%に縮小済み)。
こういう例えはどうかと思うけど、これはE-1のISO1600と画質に近い(と思う)。最近のコンパクトカメラの画質が進歩したとも言えるし、E-1の高感度の画質がトホホだったとも言えるんだけど、やっぱGX-100のISO1600は非常用という感じだ。ホームページ用限定であれば縮小すればOKかもしれないけど、ふつーに考えるとカラーノイズも多く、そのまま使うのはちょっと気が引ける。
そこで、ノイズ除去ソフトとして有名なNeatImageを使ってみた↓。
これ、けっこうイケルんじゃない?細かな設定はなにもしないで、ソフト任せでノイズフィルターをかけたんだけど、とても簡単だし、それなりに細かなディティールも残っている。(使い方はこのページを参照のこと) A4のプリントは難しいだろうけど、2L程度ならそこそこの画質は得られそうな感じ。
ひと手間かけるのは、ワタシ的にはめんどくさいんだけど、ISO1600が必要な場合はこういう方法もある。
※あとがき・・・・写真が小さすぎてわかりにくかったのう・・・。そのうち差し替えます。
GX-100でスナップ!
もともと写真はモノクロームではじめた関係もあって、モノクロ写真は私の原点のような気がする。最近のデジタルカメラの一部にはモノクロモードがあるけれど、このRICOH GX-100も例外じゃない。
掲載の写真は、10月に城ヶ島に行ったときに写したもので、モデルはsai さん。ワタシは中版カメラは使ったことはないので、このような正方形モードは、このGX-100を買ってからはじめて使ったんだけど、・・・これが意外と面白い。モノクロモードと正方形モード。なんとなくクラシカルな雰囲気が好きです。カメラの設定は、すこし柔らかめの描写になるように意識してみた。
レンズの解像度も高く、このカメラの基本性能は高い。ただし、一眼レフと違ってシャッターのレスポンスは早くないし、CanonのIXYと比べるとフォーカスも早くはない。風景やちょっとしたスナップには良いけど、連写はできないのでポートレートだと一発必撮の気持ちで撮ることが必要だ。
ごめん、広角で寄りすぎたカモ(_ _;)
2008年01月04日
「のだめ」前篇!
いや、思っていた以上に面白かったですわ、コレ。2時間超のワクだったのに、その長さを感じない。ドラマの内容も、漫画から適度にカットして枠に納めています。それにしてもカネがかかっているなぁ。パリとプラハでロケをするだけでもカネはかかると思うけど、ほんとにスメタナホールとオーケストラを借り切ってるんでしょ?すげー!
元来のクラシック・ファンから見れば、見ればおかしな点はたくさんあるけど、このドラマに限ってそーゆーことを言うのは野暮っていうもの。ジャンのタクトの振り方をはちょっとなぁ・・・と思ったけど、それ以外はマル。ワタシ的には素直に面白いと思う。明日の後半が楽しみ~。
猫のいる風景
近所の猫さん。ちょっと警戒心が強いけど、猫がいるとホント癒される。
OLYMPUS E-3 Zuiko Digital 14-54mm F2.8-3.5。夕暮れで暗かったので、ISO1600に設定したにも関わらず、54mm F3.5の開放でシャッタースピードは1/8である。やはり手ぶれ補正は強力だ。
2008年01月03日
のだめカンタービレ in ヨーロッパ
年末来、風邪をひいていてどこにも出かけられないということもあり、1月2~3日に「のだめ」の再放送をやっていたので、ついつい見てしまった。ドラマとアニメが合体したかのような面白さで、今見ても新鮮。ただ、漫画のほうは、ヨーロッパに行って以降、ワタシ的には面白さは、・・・どうもいま一つな感じだ。
でも、1月4~5日の2日間にかけ、フジテレビ系列で「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」がスペシャルとして放送される。これはこれで楽しみだ。上野樹里に玉木宏という従来のキャストにくわえ、ベッキーやウエンツ瑛士、山田優など、ちょっと濃い顔系が新たなキャストに加わる。従来の路線を継承するとすれば、漫画のストーリーをほぼ忠実にたどることになるんだろうと思う。詳しくは上記のリンク先を参照のこと!
早速、レコーダーにタイマーをセット! 興味のある方はおわすれなきように。
2008年01月02日
富士山の夕焼け
今日は、夕焼けもキレイでした。
かなり暗かったんですが、やっぱり手ぶれ補正は便利です。でも、ある程度シャッタースピードが遅くなると、たとえば1/8あたりを越える遅さになってくると急速に手ぶれ補正の効果が薄くなってくる・・・。もしかしたら長周期のぶれ補正に弱いのかも。
OLYMPUS E-3 Zuiko Digital ED50-200MM F2.8-3.5
富士山
うちは良くも悪くも西向きなので、冬になると富士山が見える日が多い。今日は良い天気だったので、かなりくっきりと見えた。こういう日は、・・・寒い!
OLYMPUS E-3 Zuiko Digital ED50-200mm F2.8-3.5 & ×1.4テレコン ISO400で、しかもコントラストを上げているのでちょっとノイジー。絞りも開放なので、周辺減光が目立ちます。目立たなくする方法はあるんだけど、めんどいのであえてそのまま。
2008年01月01日
プレートルのニューイヤー・コンサート
いやー、やっぱイイですね。特に地デジになってから音が良くなって、ムジーフェラインにいるかのような臨場感を感じます(行ったことないけど^^;)。
ウィーンフィルにとってウィンナワルツは手中にある音楽だし、その実演に接すればウィーンフィルのウィンナワルツは絶品中の絶品であるとわかる。たぶん誰が指揮をしてもそこから奏でられるワルツは素晴らしい音楽になるに違いないと思うのだが、今年の指揮者はフランス人のジョルジュ・プレートル。プレートルは、いつか実演に接したいと思っている指揮者なんだけど、私がクラシックを聴くようになってから日本に来ているのかなぁ? いつか東京フィルだったか?に客演する予定だった時にキャンセルになってしまったようなおぼろげな記憶もある。
はたしてこの音楽がプレートルらしい音楽なのかどうか、よくはわからないけれど、83歳?にしてはとっても元気そうで、コンマスのウィルナー・ヒンクにイエローカードを出すところなんかはとても楽しそう。でも、なんでサッカーボールが出てくるんだ? それに、「美しき青きドナウ」では、バレエがムジークフェラインの乱入!
今回の放送を見ても聴衆の中にはアジア系の顔ぶれが少なくない。最近はきっと中国系の人も多いんだろうけど、キモノを着ている女性がいれば間違いなく日本人。少なくとも放送中にキモノの人を3人見つけた。このコンサート、私も一度は行ってみたいと思うけど、・・・ま、いつか実現・・・・できたら・・いいな・・・・。
リハーサルの模様などは、このページに詳しいですよ→http://kwien.exblog.jp/
謹賀新年!
あけましておめでとうございます。旧年中は格別のご贔屓を賜り(爆)、ありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
さて、今日は午前中はいい天気だったけど、午後になってから雲が増えてきて、雨もぱらついている。近所を歩きまわってみたんだけど、個人経営っぽい店は閉まっているものの、チェーン店のドラッグストアや飲食店、大手のカメラ店やショッピングモールはみんな開いている。昔は年末年始とか言うと、一斉休業が当たり前で、年末には越冬用の食料品を買い込んだものだけれど、その風潮が変わり始めたのはいつごろなのだろうか?10年くらい前からかな? 着物を着ている人もぜんぜんいないので、新年っぽさがかなり希薄だ。
さて、今年はまずは健康第一。そしてクラシック的には、4月からの都響のA・Bシリーズと新日本フィルを継続し、さらに東響の川崎名曲シリーズの会員になった。かつてとくらべるとレポは少なくなるけど、イーモバイルによって通信環境も充実したので更新は増やしていきたい。旅も、3月には八重山に行く予定が決まった。こっちの花粉症のシーズンだけを避けて、「うりずん」の沖縄を楽しんできたい。昨年から始めたポートレートの撮影、やっぱり人物を写すのは写真の基本だと思う。カンを忘れない程度に継続していきたい。たぶん2か月に1回程度のペースかな。
ま、今年もマイペースでがむばります。