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2005年11月13日

iPodが変える音楽生活

 先々週の末から風邪のため、声が出ない。不思議なことに、熱もなく、のども痛くないのだが、声だけでない。原因は咳なのだが、 この調子だとコンサートに行く気もしない。この時期のチケットは買っていなかったので幸いだったが、週明けには声を戻さないと・・・・。

 さて、10月にiPodを買ったのは前述のとおり。これまポータブルのCDやMDなどを買ったこともあるんだけど、 買ってからしばらくすると結局使わなくなってしまった。理由はいくつかあるけど、 いちばんの理由はディスクを入れ替えるのがめんどくさいこと。何枚も持ち歩くとMDだってかさばるし、CDなら尚更だ。その後、 iPodのようなシリコン・オーディオが流行してすでに久しいけど、音質的に期待できないと思って興味を示さなかったのだけれど、 このiPodを買ってみてそれが単なる思い込みだったことに気づかされた。

 もちろん、クラシック音楽をCDの音源と比較するとiPodはかなり情報量を圧縮しているのだから、 音質的に落ちるのはあたりまえだ。でも、私はクラシックの場合、ビットレートを通常の2倍である256kbps (ポップスの場合は196kbps)でサンプリングしているんだけど、かなり聴けるのである。 これまで思いこんでいた音質よりもかなり良いのだ。室内楽だと、結構生々しい音が聴けるし、オケだってそこそこ立体感のある音が楽しめる。 ポップス系だったら、多くの人がCDとの差を感じ取れないだろうと思う。なによりもこのサイズのプレイヤーで、30GBもの容量が入るのだ。 ディスクを入れ替えずに音楽を楽しめるというのは、何よりも快適だ。

 ちなみにヘッドフォンは、安い製品の中で評判の良かったAKGのK12Pに交換してみた。まだ使いはじめだから硬めの音質だけど、 エージングをすればかなりナチュラルな音楽を楽しめそうである。当初の予想を超えてiPodが手放せなくなってきた。 ディスクを変えるのがめんどくさいから、家の中でもiPodである。こりゃ、でかいステレオは要らなくなるかも(^_^;)。

 一方、こうなってくると、やっぱり辛いのがバッテリー交換を自分で出来ないことである。一日中、持ち歩いていると、 1~2日に一回は充電しなければならなくなる。場合によっては、一年以内にバッテリの寿命となりかねないゾ。

投稿者 kom : 2005年11月13日 23:47

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