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2005年11月14日

MET vs ボローニャ

 来年6月にメトロポリタン・オペラとボローニャ歌劇場が来日する。前者はレヴァインを音楽監督に仰ぎ、 世界三大歌劇場のひとつに数える人も多いし、後者はオペラ王国イタリアで屈指の歌劇場として知られている。 チケットの発売は先月あたりから始まっていて、私自身もすでに入手済み。最初はどうしようかなぁ・・・と思っていたんだけど、 結局のところ全演目を買ってしまったのだ。F券(一演目だけE券)ばっかりだけど(^_^;)。

 今日、チケットぴあのホームページで残券の状況を確認したら、METのチケットの売れ行きが芳しくないようだ。 特にドミンゴが登場する「ワルキューレ」は、チケットがかなり残っている。それに対してボローニャは順調な売れ行きで、 一部の演目ではチケットが少なくなってきている。半年後の公演だから、演目によっては売り切れになる勢いだ。 この売れ行きの差はどこから生じたのか?言うまでもないことだけれど、METは明らかに魅力に不足している。

 まずはオケが下手。過去の来日公演を聞いても、音がでかいのは立派だが、アンサンブルの精度は国内の中堅オケを下回る水準である。 しかも「椿姫」と「ワルキューレ」の公演会場がNHKホールとくれば、音楽的に楽しむのは難しい。なおかつ、旬を過ぎた看板歌手。 それでS席64,000円とくれば、売れるほうがオカシイ。個人的にはF席15,000円ですら高いと思う(勢いで買ってしまったけど・・・ )。唯一聴いみたいなと思ったのは「ドン・ジョバンニ」だけ。フレミングの椿姫も悪くないだろうけど、NHKホールではなぁ・・・・。

 対してボローニャ歌劇場のオケは一流である。過去の来日公演を聞いたけど、METとは比べ物にならないくらい巧い。歌手だって「旬」 を揃えている。ホールは、音響的にも評価の高い東京文化会館と、オーチャードホール。 オマケにMETよりも1割くらいチケットが安いとくれば、誰でもボローニャを選ぶだろうと思う。個人的にも、 圧倒的にボローニャのほうが期待値が高い。

 まぁ、公演の結果は、ふたを開けてみるまで分からないけど、少なくとも前哨戦はボローニャの勝ちである。今後、 METの巻き返しはなるのだろうか。

投稿者 kom : 2005年11月14日 22:52

コメント

はじめまして。コンサートホールについて調べものをしていたところ、「お気に入りのコンサートホール」のアンケートにたどり着きまして、興味深い内容だったため、リンクさせていただきました。差し障りがあるようでしたら、お手数ですがお知らせください。当方は、オペラについてあれこれ書いているブログです(初心者レベルのお恥ずかしい内容ですが)。
掲示板に書き込もうかとも思ったのですが、場違いな気がしたので、こちらに失礼しました。

投稿者 NOMA-IGA : 2005年11月18日 22:40

こんばんは!コメント、ありがとうございます。
貴方のブログ、凄い更新頻度ですね。柔らかな文章で、コンサートやオペラに行く楽しさが伝わってきて、私も見習わねばと思います。
当方にページは、ちょっと情報が古くなってきている内容もあるので、きちんとメンテナンスをしないと・・・・。
あと、余談ですが、東京オペラシティは、民間のホールですよ~。

投稿者 kom : 2005年11月18日 23:47

ていねいなお返事をいただき、どうもありがとうございます。東京オペラシティ、民間でしたか(汗)。さっそく修正します。
そういえば、ボローニャのオペラ、残念ながら私は行く予定がないので、レポートを今から楽しみにしています。

投稿者 NOMA-IGA : 2005年11月19日 11:04