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2005年02月05日
アジアン・ヌードル
もともと麺類は好きなほうだけど、最近、特にハマっているものがある。 まずはタイ料理のトムヤムクン・ラーメン。あの辛くて酸っぱいスープに麺が入ったやつだ。 麺は米の麺か、中華風の麺を選べる店が多いが、ワタシ的には中華風の麺を選ぶことが多い。 私の家から歩いて行ける範囲に3軒のタイ料理店があるんだけど、そのうちの一軒のトムヤムクン・ラーメンはむちゃくちゃ辛い。 油断して食べて、むせるととんでもない事になるくらいに辛いのだ。 もしかしたら本場のトムヤムクンの辛さはもっと凄いのかもしれないが、ワタシ的には限界である。ほかの2軒は、 たぶん日本人好みの辛さにアレンジしてあるんだろうけど、辛さと酸っぱさ、甘みがほどほどにバランスが取れている。普段、 食べに行くのは、やっぱりほどほどの辛さの店のほうだ。
真っ赤なスープに麺、そしてもやしや香草の海老がトッピングされた丼、そしてパクチーの香りが食欲をそそる。こういうものは、 寒い冬はもちろんだけど、夏でも食べたくなる。ただ、残念なことに写真のトムヤムクン・ラーメンには、海老は一匹しか入っていない。本来、 トムヤムクンとは海老のスープのことだ。まぁ、値段が値段だから仕方が無いのかもしれないけど、 もっと豪勢に海老がどどどーん!と入っているトムヤムクン・ラーメンを食べてみたいというのが、私の野望である。
次いで最近ハマっているのが刀削麺だ。家から歩いていける範囲には、まだ一軒しか店はないので、 週に一回はその店に入っている。最近は、顔を覚えられているみたいな感じだ(^_^;)。この刀削麺は、高価な材料を使っていないためか、 値段が安いのもいい。麺もたっぷり入っていて、意外とおなかいっぱいになる。この刀削麺には、 いろいろな種類があって牛肉麺とか海鮮麺とかあるけれど、やっぱり基本は麻辣刀削麺。これに限る。
「麻辣刀削麺」・・・読み方は「まーらーとうしょうめん」と読むんだが、「まーらー」というのがクラシック的で良いではないか! 麺は、小麦粉を水で練っただけの単純なものだけど、その塊を独特な形をした包丁で削りながら鍋の中にぽんぽん放り込んでいく。 太くて薄い麺は、なんとなく名古屋のきしめん風だけど、スープは独特だ。コシのある太麺と、 山椒と唐辛子の辛さが効いたスープが良く絡み、これもクセになる美味さである。トムヤムクンと共通しているのがパクチー (春菜=シャンツァイとも言う)だ。この香りは独特なので、ダメな人は駄目かもしれないけど、個人的にはこれがないと物足りない。 蕎麦やうどん、ラーメンや沖縄そばなら自分の家で作ることも出来るけど、トムヤムクン・ ラーメンや刀削麺はさすがにお店で食べたほうが無難だ。
こんな風に、最近は沖縄も含めたアジアの料理に嗜好が移っている。いや、美味いよホントに。辛いものは飽きないし。やっぱ、 日本はアジアなんだということを、自分の嗜好からも実感する今日この頃です。
投稿者 kom : 2005年02月05日 00:00