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2005年02月21日

LIVE HOUSE・・・フジモトタカコ・ライヴ・・・

 20日は、MUZAの東京交響楽団のコンサートが終わった後、 川崎にあるセルビアンナイトというライヴ・ハウスに行った。 前にも書いたフジモトタカコのメジャーデビューを記念するライヴを聞くためである。 クラシックのコンサートの後にライヴハウスに行くというのは、ダブルヘッダーというべきか、それとも二期作・・・ じゃなくて二毛作だな、これは(^_^;)。

 ライヴは、5時20分ごろに始まって、終わったのが・・・よく覚えていないが確か8時半ごろ?  3時間もの長丁場をスタンディングで聞きとおしたのだが、終わってみればあっという間。フジモトの前に出演した4組も実力者で、 なかなか聴かせるのだ。クラシック音楽だと、有名な音楽コンクールで一位になっても、その実力が認められたとはいえない世界だし、 実際に駆け出しのクラシック音楽家をライヴで聴いても感心することは少ない。しかし、ポピュラーの世界はホントに層が厚い。いや、 層が厚いというよりも、その間口が広い、敷居が低いというべきなのだろうか。とにかくチャンスさえあれば、 メジャーな世界で認められてもおかしくない・・・と思われるバンドが少なくないのである。

 でも、やっぱ、この日に登場した歌手の中でも、フジモトタカコの声がいちばん心に響く。もちろん声の好みは人それぞれだけど、 この人の声の訴求力はタダモノではない。百聞は一見にしかず。この人はライヴと録音の差があまりない人だから、デビュー盤「feel it」 でもその実力は推し量れるはず。(とはいっても、ライヴのほうが良いことは言うまでもない!)

 この日のライヴ、とても良かったんだけど・・・・・、あのライヴハウスの音量はどうにかならんものか?ふつーに考えて、 あの音量は耳に良くないゾ。実際、ライヴの翌日まで、耳に膜が張ったみたいな感覚が残って、聞こえにくくなってしまった。音楽的に考えても、 ボーカルマイクの音は割れているし、ライヴハウスの小さな容積に音が飽和状態で、ヌケが悪い。まぁ、ライヴハウスの音響はそーゆーものだ! と言えばそれまでだが、私はそーゆーライヴハウスの音よりも、路上ライヴの方が音響的に素晴らしいと思うし、 彼女の音楽性にも合っているんじゃないだろうか。

 私の音響的な好みはともかく(^_^;)、20日のライヴを撮った。やっぱり、前向きの人は輝いてるなぁと思った。

投稿者 kom : 2005年02月21日 23:52

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