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2005年01月05日

写真 --2004年を振り返って--

 「2004年を振り返って」シリーズの写真編です(^_^;)。

 昔から写真が好きだったんだけど、就職してからは自分で現像も出来なくなり、 思い通りの仕上がりが出来なくなってしばらく写真からは興味が遠ざかっていたんだけど、ここ数年、デジタルカメラの進歩が著しく、 フィルムカメラに劣らない性能を獲得するにいたって、俄然と興味が復活してきた。デジタルカメラの良さは、 (1)その場で写りが確認できること、(2)フィルム代・現像代がかからないこと、(3)そして何よりも、自分で最後まで仕上げられること、 である。2003年の春にはデジタル一眼レフ(Canon EOS10D→すでに売却済み)をはじめて購入して、その冬にはOLYMPUS E-1の乗り換え、さらに2004年12月には同じOLYMPUS E-300を追加した。 この間のデジタルカメラの進歩と値下がりは著しくばかり。E-300なんて、 これだけの性能のカメラがレンズ付で実質8万円ちょっとというのは信じられないほどである。

 昨年、写した枚数は、1万ショット以上。これはフィルムに換算すると、300本程度になる。これをフィルムで写していたら、 50万円以上かかっていただろうし、それを収納する場所だって大変だ。さらに一度ネガやポジを収納したら、 あとから必要なショットを探し出すのは大変だろう。その辺、デジタルは楽である。コンピュータにある程度の費用はかかるが、 PCはデジカメが無くても必要なものだし、撮影データは日付ごとに自動的に整理されるから楽々。 とにかく費用を気にしないでシャッターを押せるので、写真の上達が早い。

 市場ではすでにデジタルカメラは飽和状態になっていて、買い替えの需要も一段落という感じなんだろうけど、 カメラの性能はまだまだ進歩する余地が多くある。でも、すでに今あるカメラだって十二分の性能を持っているので、 これをどのように使いこなすかが問題だ。デジタルカメラはもともと旅の記録用に買ったものなんだけど、 だんだんと目的が写真を撮るために旅に出ているように変わってきているような気がする(^_^;)。写真をやっていて良かったと思うのは、 旅先の町並みを眺めるとき、時間帯ごとにいろいろな表情に気がつくようになったことだ。朝・昼・夕・晩・・・ それぞれ違う光の時間に町並みを歩く楽しみが出来た。こういう楽しみがあると、なーんにも無い南の島でも、決して飽きることはない。 カメラのレンズは、私のもうひとつの眼になりつつある。

※写真は、竹富島のカイジ浜。猫がたくさんいる(2004年秋に撮影)。

投稿者 kom : 2005年01月05日 00:00

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