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2007年08月24日

夏といえば・・・・サイトウキネン(1)

 ワタシ的に「夏」といえば、・・・やっぱこの時期はサイトウキネンである。もう夏に通い始めてそろそろ10年にもなるだろうか。 音楽的にも興味深いし、好きな町である松本に行くのも楽しみである。今年の演目は、チャイコフスキーのオペラ「スペードの女王」。 ずーっと前に、ゲルギエフ=キーロフ歌劇場の初来日時に見た記憶がある。今では・・・・・ な指揮者になってしまった印象があるゲルギエフだが、その当時の指揮台から発せられるオーラは凄かった。

 今年は8月24日(金)に新宿を発ち、昼頃に上諏訪でスーパーあづさを下車。今回は旅程が短く、 手軽に温泉を楽しもうと思って懐かしい上諏訪に行くことにしたのだが、ここで降りるのは小学生のとき以来、・・・ 何十年ぶりだろうか(^_^;)。気温は東京と比べて、あまり涼しさは感じない。けっこう日差しが強くて蒸し暑さを感じる。駅のホームには、 「風林火山」と「由布姫の里」というノボリが林立し、NHK大河ドラマに便乗したキャンペーンが繰り広げられている。

 とりあえず駅の観光案内所に行って地図をゲットし、昼食のオススメを尋ねた。諏訪は、ウナギ、ワカサギ、蕎麦が名物らしい。 夏ばてになりそうだったので、ウナギを選択し、駅近くの「イール亭おおいし」でうな丼(1,900円)を注文した。注文してから焼くので、 待つこと20分。ほくほくのウナギが目の前に運ばれる。外側はパリッとしていて、中はしっとりホクホク。これは旨い。

 昼食後は、諏訪湖畔に向かった。うっ、これが諏訪湖か・・・。 子どものときのイメージでもそんなに綺麗な湖という印象は持っていなかったけど、いま改めて湖面を見ると「緑色」ではないか。 ヘンな臭いはしないので汚染されているわけではないと思うのだが、湖面には水草や藻が浮いている。透明度はかなり低そう。 そのあたりを散策するも、・・・・とにかく暑い、暑すぎる。途中、アイスコーヒーやソフトクリームの休憩をはさんだのだが、 途中でくじけて早々に宿泊予定の油屋旅館にチェックインすることにした。

 油屋旅館はかなり新しい建物で、私の部屋はビジネス客向けのシングルルーム。部屋はベッドでいっぱいになってしまうので、 温泉宿的なくつろぎ感は乏しいけど、駅からも近いし、湖畔もすぐ目の前。温泉も入れるの、朝食つきで9千円程度なら、 まぁ納得できる範囲だと思う。ただし、無線LANによるインターネットの接続ができなかったのがとてもザンネン。 電波は届いているのにサーバーからの反応がなく、接続を確立できない。セキュリティソフトも全部終了させてもダメ。 たぶんサーバーがダウンしているのではないかと思って宿のフロントに電話したけどわからないとのことだったのであきらめた。

 夕食がてらに湖畔を散策。陽が沈むと、標高が高い分、東京よりもずっと涼しい。こんなときの散歩はとてもキモチ良い。そして夕食は、 宿で薦めてもらった上諏訪駅近くの郷土料理の居酒屋「いずみ屋」にて。地ビールと地酒、馬刺しやワカサギのフライ、蕎麦が旨かった。 値段も安くて、ここはオススメ。そして夜の8時40分からは、諏訪湖名物の花火大会。 夏の間は観光客向けに毎日20分くらい花火が打ち上げられる。10分前に湖畔に行ってみるとすでに多くの観光客が浴衣姿で集まっている。 それでも東京の花火大会とは違って、どこにでも座れる感じ。短時間の花火だけど、 障害物が何もない湖上で打ち上げられる花火はとても綺麗だった。

投稿者 kom : 2007年08月24日 23:50