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2005年07月29日

日本最西端への旅(第二日目)

 朝7時過ぎに起床。カーテンを開けると、雲はちょっと多いものの陽射しが強い一日になりそうな気配である。 2階のレストランで港の景色を眺めながら朝食を食べ、8時過ぎに宿を出発。 とりあえずホテルハーバー石垣島のすぐ隣にある南国屋で原付バイクを借りた。バイクを運転するのは「事実上」初めてなのだが、 離島の旅先の足としてこれほど便利なものはない。とりあえず運転の練習をかねて、今日はバイクで行動することにした。免許証を提示して、 HONDAの4サイクルのバイク、TODAYを借りた。レンタル代は、当日返し・保険料込みで2,200円である。

 さぁ、出発進行!とりあえず川平公園に向かった。交通量の多い市街地はちょっと緊張したけど、すぐに信号もなくなり、時々、 追い抜かれたり、すれ違う車もあるものの
道路でエンジン音を響かせるのは、ほとんど私のバイクだけになった。こうなると実に快適である。陽射しは強いけど、風が気持ちよくて、 ぜんぜん暑くないのである。これならクーラーが欲しいとは思わない。

 途中、唐人墓、ヒルギの群生地に立ち寄って、制限速度を守りつつ走ったら、 10時過ぎに川平公園に到着(ちなみに、こんなペースだと一日で石垣島を一周するのは無理である)。石垣島随一の景勝地、 川平湾は、私も好きな場所。砂浜に下りてゆっくり散歩する。風が強くて、雲がびゅんびゅん流れ、太陽も雲の合間を出たり、 隠れたり。11時過ぎに川平公園茶屋で八重山そば(\500)を食べて、駐車していたバイクに戻り、今度は御神崎に向かう。 来た道をちょっと戻って、途中を右折。途中、出会う車もほとんどなく、12時前に御神前の灯台に到着した。

 絶壁の上にたつ御神前の灯台から見下ろす海は、紺碧の深い海、そしてエメラルドグリーンの珊瑚礁、水色の空、芝生の緑、白い灯台、 それぞれの色のコントラストが美しい。灯台にいた移動販売車でパッションフルーツジュースを買ってしばらく過ごしたが、さすがに暑いっ。 バイクに乗って風に当たりたくなったので、次の目的地=八重山民俗館に向かった。

 ここも一昨年に来たことがあったが、時間不足でもう一度来たいと思っていたところである。 民俗園には午後1時に到着、民家などを見たり、三板(さんば)を習ったりしてしたのだが、 ここで今日は石垣市街地の中で豊年祭が行われるとの情報を得る。午後3時頃からスタートとのことなので、急いで帰ることにした。 2時過ぎに民族園を出て、3時前にホテルに帰還。ホテルのフロントに豊年祭の会場の場所を確認後、 ちょっと休憩して4時頃に豊年祭見物に出発した。

 この豊年祭は石垣市の4ヶ所の御嶽が「合同」で開催するような感じの豊年祭で、会場となるのは新川の真乙姥(まいつば)御嶽である。 午後6時過ぎに到着したら、会場付近の道路は通行止め。すでにたくさんの見物客を集めて、次第が始まっていた。 市内の4つの字から太鼓や踊りの奉納がされたが、私は途中で疲れ果ててしまい、午後7時前に撤収。ガソリンを補給して、バイクを返却し、 ホテルに戻ってから夕食に出かけた。今夜は「まーさん道」という初めて行く店である。「いろいろセット」とオリオン生を注文。 こういう暑い島ではオリオン・ビールのすっきりした味が美味く感じる。料理も美味い。明日は、黒島に向かう。
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投稿者 kom : 2005年07月29日 23:48

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