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2007年06月25日

新国立劇場「ファルスタッフ」

 書こうかどうか迷っていたのだが、一応、記録として残すために書いとくことにした。19日の火曜日、19時開演の新国立劇場主催の 「ファルスタッフ」を見に行った。

 すでにご承知の方もいるとは思うけど(^_^;)、私はヴェルディと相性が悪い。ヴェルディで唯一好きなのは「椿姫」 だけという変わり者である。そんな私のことだ。もちろん「ファルスタッフ」と相性が良いとは思えないが、なぜか過去に2度ほど見た 「ファルスタッフ」はそれなりに楽しめた記憶がある。そして、今回の新国版「ファルスタッフ」の出演者を見れば、アラン・タイトス、 ウォルフガング・ブレンデル、カラン・アームストロングというビッグネームが並んでいる。かなりの期待を持たせるキャスティングだ。

【指揮】ダン・エッティンガー
【演出】ジョナサン・ミラー
【美術・衣裳】イザベラ・バイウォーター
【照明】ペーター・ペッチニック
【再演演出】田尾下 哲
【舞台監督】大仁田 雅彦

【合唱指揮】三澤 洋史
【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

【ファルスタッフ】アラン・タイタス
【フォード】ヴォルフガング・ブレンデル
【フェントン】樋口 達哉
【医師カイウス】大野 光彦
【バルドルフォ】大槻 孝志
【ピストーラ】妻屋 秀和
【フォード夫人アリーチェ】セレーナ・ファルノッキア
【ナンネッタ】中村 恵理
【クイックリー夫人】カラン・アームストロング
【ページ夫人メグ】大林 智子

 で、結果的にどうだったのかというと、・・・・ぜんぜん面白くなかったのである。管弦楽も歌も、・・・・ぜんぜん面白くない。 それも・・・・・何が悪いのか、イマイチ良くわからない。少なくともスピーディなテンポが非常に窮屈な感じがしたのだが、 それが原因かどうかがハッキリしない。もしかしたら、・・・いや、きっと、私とヴェルディは相性が悪いだけなのだと思うしかないのである。 ワタシ的には、無駄な時間を過ごしただけになってしまったが、終演後のカーテンコールは大いに盛り上がっていた。ヴェルディ好きの人なら、 私と正反対の感想を書くかもしれない。

投稿者 kom : 2007年06月25日 22:24