Concert Diary in Sep-Dec ■文中の敬称は省略しています。 ■各タイトルの日付は、掲載日を表しています |
今年も松本へ 久しぶりの更新になってしまったが、夏休みなので、まぁ、こんなものでしょ。実際にコンサートは皆無だったわけで、音楽ネタはあまり書くことがない。それに、奄美から帰るとメインのコンピュータが起動しなくなっていて、これを機会に新しいコンピュータを導入することにのだが、これの到着やセットアップにもだいぶ時間がかかってしまった。 新しいコンピュータは、これまでの自作AT互換機から、DELLのコンピュータを購入することにした。組み立てるのは長年の経験から決して難しいことではなくなっているんだけど、それよりも問題なのは私の時間的な制約である。もう、コンピュータの組み立てやらセットアップに時間を費やしたくないのだ。これまではコンピュータそのものが趣味の対象だったといっても過言ではなかったんだけど、今は私にとってコンピュータは「道具」である。とにかく安定して快適に動いてくれさえすれば、どんなものでもかまわないのである。オーダーから到着まで10日程度の時間がかかったけど、その品質には満足。初心者にはマニュアルが不親切なので安易に勧めるわけには行かないけれど、コストパフォーマンスはかなり良いのではないだろうか。 さて、今日から恒例の「松本」行きである。家を出る前に、今日発売のウィーン国立歌劇場・エコノミー席発売で「フィガロの結婚」をゲット。幸先のよいスタートである(^_^;)。新宿駅から正午発のあづさ17号に乗ったんだけど、台風の影響で今回の行程はすと天気悪そう。いまのところ小雨程度だけど、台風のコースしだいでは乗鞍行きも変更せざるを得なくなる可能性がある。それはともかく、明日は松本の新しいオペラハウスの?落としだ。楽しみだが・・・・双眼鏡、持ってくるのを忘れた・・・・。(04/08/28) 小澤=SKO アルバン・ベルグの「ヴォツェック」 今日は松本市が作った劇場である「まつもと市民芸術館」のこけら落としである。演目はアルバン・ベルグの「ヴォツェック」で、演奏するのはもちろん小澤征爾指揮サイトウキネン・オーケストラだ。 昨年も書いたような気がするけど、普通の市レベルの財政規模でオペラハウスを維持しようというのはかなり無理がある。個人的には暴挙といっても間違いないような気もするのだが、実際にはその劇場は出来上がってしまった。小澤征爾という金看板があるうちは、年に一回の夏休みイベントであっても、集客が見込めるソフトウエアの提供が可能だが、通年で考えたらはたしてどうなのだろうか? また小澤も決して若くない。その後継者の見込みは、・・・・と考えると、この劇場の将来性には不確定要素が多すぎる。そんな批判は市民の中に少なからず存在する。 さて、午後2時過ぎ、私はホテルを出て、会場まで歩いて向かうことにした。前の長野県松本文化会館の場合はバスで行かなければならなかったのだが、芸術館はJR松本駅から歩いて15分程度。その点では便利である。ただし駐車場がないため、ホールに近づくにつれて盛装の人が歩いている姿にに多く出会うようになる。サイトウキネンのオペラを見に行く人たちである。女性は黒のドレスが多いし、男性はダークなスーツ姿が目立つ。しかしカジュアルな服装も少なくない。私も「あ〜、ジャケットくらいは用意してくれば良かったなぁ」なんて思ったのだが、結果的には寝巻き姿(ウソ)。まぁ、3階席の端の方なので、許されるであろう(^_^;)。 場所と会場の外観は、昨年の秋に来たときにチェック済みだったので、迷うこともなかったし、新鮮さも少なかったのだが、驚いたのはホールのチェック体制である。ふつう、会場に入るときにチケットのもぎりがいるものだけれど、私はチケットを1回もチェックされることなく座席についてしまたのである。これだったらチケットを買う必要がなかったなぁ・・・・なんつって。証拠に、私の今日のチケットにはまだ半券が付いているのだ。あとから思えば階段を上がるときに、もぎりをしている女性がいたかなぁ・・・・という程度。運営をボランティアスタッフに依存しているのも原因のひとつなのだろうが、それ以上に入り口のレイアウトに問題ありという感じがする。 劇場の座席配置はいわゆる「馬蹄形」だけど、横のバルコニーの席もステージ側を向いているので、ヨーロッパの古典的な劇場とは違いがある。ちなみに私が座ったのは3階席のバルコニー前方だけど、思ったほど視覚を制限されなかったので満足することができた。座席の幅も広く、固めのシートも快適だ。(ただし4階席(最上階)のバルコニーはさすがに角度が急峻すぎるような気がする。4階席なら正面に座ったほうがベターかも。)あと音響だが、これはかなり良い。新国立劇場のオープン当初から高水準の音響で、評価が高かったけど、まつもと市民芸術館もそれに匹敵するレベルだと思う。声楽に適した短めの音響ながら、ピットの楽器の音も美しく響く。 さて、今日のヴォツェックは、地元紙で演出について随分と話題になってらしい。なんでもペットボトルを4万本使った舞台装置は奇抜である。四方を透明なペットボトルで囲み、それらは照明によってさまざまな色に変化する。全3幕、すべて同じ舞台装置のもとでストーリーが展開する。その光景は美しいというよりも、なんか異様だ。衣装も、全員が白い布団を巻きつけたような奇天烈な衣装で、メイクも全員が白塗りの顔。頭も白くまるめられ、遠めで登場人物を見ても誰が誰だかさっぱりわからない。たぶん、男女の別もわからないだろう。このように登場人物の「視覚的」な個性、ジェンダー性、地位、立場などはすべて剥ぎ取られ、聴衆はそれらは「声」と「演出」だけで判断するしかない。ペットボトルという大量消費材で構成された舞台装置に加えて、チェスの駒のポーン=歩兵とか人の手先という意味=のような衣装をまとった登場人物。異常な上司や医師によって翻弄され、狂わされていくヴォツェック。これは現代の一断面をを象徴する舞台装置と衣装なのだろうと思う。意図としてはわからなくはないものの、ワタシ的にこの舞台が面白かったか、と問われるといささか否定的な立場に立たざるを得ない。視覚的に平板過ぎて、結果的には単調な舞台、演出になってしまったように思う。 一方、音楽的には高水準な内容だったのではないだろうか。歌手的にも管弦楽的にも、私では文句のつけようのない内容である。詳しくは31日の舞台を見て、改めて記したいと思う。(04/08/29) 小澤=SKO アルバン・ベルグの「ヴォツェック」その2 8月30日から31日にかけて、例年のように乗鞍高原に足を伸ばした。ちょうど台風16号が襲来した日のことである。31日未明は暴風雨に見舞われて、深夜、何度も目を覚ました。朝には雨は小降りになっていたものの、高原を散策するような天候ではない。大雨で迫力を増した番所大滝を見て、近所の蕎麦屋に寄り、昼過ぎのバスで松本に戻ってきた。新島々に着いた頃には、空はもう晴れていた。 さて、31日は「ヴォツェック」の2回目の公演である。初日はマチネだったせいか、聞き手として集中力を欠いてしまったところもあったけど、31日はソワレ。座席も4階の正面に変わって、舞台演出の隅々まで見ることができた。そうすると初日では気づかなかった演出の意図も、少しわかってきたような感じ。 一般的に、前衛的な演出というと、登場人物の特徴をデフォルメして強調(抽象化)し、視覚においてその地位や立場を明確にする方法が一般的だろうと思う。少なくとも私が見てきた演出の範囲・・・決して数多くの舞台を見ているわけではないが・・・では、そういうものだと思ってきた。しかし、今回の「ヴォツェック」の演出は、そのベクトルと反対方向を行くものである。その意図がうまく働いているかどうかは別の次元の話だが、演出家ペーター・ムスバッハの狙いは、視覚上の地位、たとえば上官や下級兵士、医師、夫や妻、男と女、という判断材料を一切削ぎ落として、アルバン・ベルグの音楽の中からすべてを語らせる手法を採用したということだ。ある意味で演奏会形式に近いかもしれないが、登場人物にはそのシーンに合わせた動作はあるので、新しいスタイルなのかもしれない。 それにしても、なぜ、全員が白い布団を巻きつけ、頭も白くまるめているのか。どう考えてもステージ上の歌手は暑苦しく、動きにくいはずである。にもかかわらず、あのようなスタイルを採用した意図として、チェスのポーンという駒に似せているのではないかと、私は解釈している。ポーンは将棋で言えば「歩」と同じようなもので、歩兵や一般兵士を象徴する駒である。つまるところ、威張り散らしている大尉、鼓手長、医師も、人間の本質としては下級兵士のヴォツェックと同じものであることを、視覚的に表現しているのだ。こうなって来ると、むしろ上官や医師の狂気のほうが、際立って見えてくるから不思議だ。私の解釈の適否はわからないが、従来の演出と比べると、医師や上官の異常性がより強く感じられたのである。 さて、音楽的には文句のつけようのないレベルだけど、歌手ではマリー役のソルヴェイ・クリンゲルボルンの歌唱が印象深い。やや細身の声ながら、声量は十分でよく通り、喜怒哀楽の表現力の幅も広い。もちろん、ヴォツェック役のマティアス・ゲルネも素晴らしい熱演だった。そして小澤&SKOの管弦楽も素晴らしい。こういう鋭角的な音楽を描かせたら、このコンビによる管弦楽はぴかイチではないだろうか。やや寒色系の色彩感を基調にした怜悧で多彩な音色は、実に良かった。 今回の舞台、私にはつかみかねる部分や理解できないところも多く残されているとはいえ、興味深い内容だったと思う。また来年も松本で新しいオペラに出会えることを期待したい。(04/09/01) 最近の傾向 「芸術の秋」だというのに、ずいぶんと更新間隔が空いてしまったなぁ。もともと私は多趣味すぎると同時に、飽きやすい傾向がある。現在はクラシック音楽というよりも、むしろ沖縄音楽と路上ライヴ(!)を聞くのが楽しみなのだ。まぁ、きっとそのうち興味のサイクルが戻ってきて、更新意欲も復活するだろうとは思っているのだが。 さて、先月は数回のコンサートに出かけたのだが、そのうち2回はMUZA川崎で行われたコンサート。この秋から東京交響楽団の音楽監督に就任したユベール・スダーンが振った、セミステージ形式の「椿姫」(抜粋上演)と、ベートーヴェンの「第九」である。私がこの人が指揮した音楽を聴くのは初めてだったのだが、さすが秋山和慶氏の後を継いで音楽監督に就任するだけのことはある。そのタクトから醸し出される音楽はアンサンブルが奇麗に整えられており、統率力に優れた指揮者だなぁ・・・という感想を持った。ただ「第九」のテンポは、私の好みからするといささか速過ぎて、落ち着かない感じになってしまったのはザンネンだったが、この先、また違ったプログラムで聴いてみたい。 さて、ホールの音響だけれども、7月のオープニングで「千人の交響曲」を聴いたときと、ちょっと印象が変わった。あの時は、残響音が少ないホールだなぁ・・・と思ったんだけど、あれはもしかしたら巨大な合唱団が音をみんな吸収していたのかもしれない。9月に聞いたときは3階正面、4階正面で聴いたんだけど、程よい残響が心地よく、はるかに改善された音響だった。サントリーホールよりは残響は少ないが、むしろモダン・オーケストラの機能性を発揮するには、このくらいの残響のほうが好ましいかもしれない。まだまだ音響は発展途上だと思うけど、このままチューニングが進んでいけば、マジで東京でも屈指のコンサートホールになるだろう。いずれMUZA川崎も、その音響と交通面の近さが評価されて、稼動率が上がると良いのだが。 今週はウィーン国立歌劇場の2演目を観に行きます。気が向いたら更新します(^_^;)。(04/10/12) アルブレヒト&読響 ヤナーチェク:歌劇「運命」 10月18日、アルブレヒト&読響がヤナーチェク生誕150周年記念として企画した連続公演の一環として、定期演奏会では歌劇「運命」の日本初演が行われた。通常の定期よりも一回券の値段が高いためか、会場は少々の空席があるものの、総じて9割以上の客の入り。 音楽は、あの血なまぐさい「イエヌーファ」のあとに作曲されたとは思えないほど、ロマンチックで美しい調べが魅力的な歌劇である。読響の演奏も、かなりの練習を積んだと見えて、きわめて精緻なアンサンブルを聞かせてくれたし、歌手、合唱団も文句のつけようのない水準である。台本の出来や、ストーリーの展開などに良くわからない点も残っているのだが、単に音楽的にだけ見ればきわめて高いレベルの演奏だったといえるだろう。 しかしながら、その高いレベルの演奏に泥を塗る件があったことはザンネンの極み。この演奏会は日本テレビの収録も行われていたらしく、ホールにはテレビカメラが何台も持ち込まれていた。そのうちの一台であるLDブロックのカメラマンが手元のノートをめくる音が異常にうるさく、音楽に集中できなかったことである。カメラマン本人はヘッドフォンをしていて気づかないのか、ピアニッシモでもお構いなしに大きな音を立ててページをめくるのだ。第一幕が終わって暗転したところで注意したので、第2幕以降は改善したけれど、これはヒドイ。 聴衆の一人の迷惑行為であればオケやホール側の落ち度を責めるのは酷だろうと思うけど、このようなテレビカメラの原因で周りの聴衆に不快感を与えるのは、ひとえに主催者の責任だろうと思う。私の席の位置関係から、これまでもテレビカメラが近くに配置されたことはあったが、ここまで大きな音で無神経にページをめくる音を出されたことはなかった。。正直、金返せと言いたい。(04/10/18) 「2008年にまたお会いしましょう」 先週の14〜15日はウィーン国立歌劇場の「フィガロの結婚」と「ドン・ジョバンニ」に行ってきた。小澤征爾が音楽監督に就任し、それでなくとも人気の高いウィーン国立歌劇場日本公演の人気はさらにヒートアップ?したのか、15日の東京文化会館はもちろん、14日のNHKホールも満員の大盛況。6万円のチケット価格にも関わらず・・・・。 今回の来日公演は、東京文化会館の「ドン・ジョバンニ」がS席6万円、NHKホールの「フィガロ」が5万8千円という価格が設定された。これを聞いて、「ドン・ジョバンニは売れるだろうけど、フィガロはどうかなぁ」と思ったんだが、結果的には何とか満席に持っていったのは、主催者としては大成功だったろうと思う。しかし一人の聞き手の立場から言わせていただければ、東京文化会館の公演で6万円という値段は納得できても、NHKホールの5万8千円はボリすぎじゃないだろうかと思う。NBSの佐々木氏流に言わせていただくと、座席数で勘案すればNHKホールは4万円でも、文化会館6万円と同じ公演収入が得られる計算になる。歌手だってグルベローヴァが登場する「ドン・ジョバンニ」の方がカネがかかりそうだし、NHKホールの音響を勘案すれば4万円だって如何なものかと思う。ワタシ的には、「ドン・ジョバンニ」は6万円出しても聴きに行きたいと思ったが、「フィガロ」はエコノミー席が手に入ったから聴きに行ったようなもので、それ以上の価値があるとは思っていなかった。まぁ、これはワタシだけの価値観なのかもしれないが、よくもまぁ、こんな値段で聴きに行く人がたくさんいるものだ、と思ったのも正直な感想である(^_^;)。 さて、14日に聴きに行った「フィガロの結婚」、さすがにスゴイ歌手を揃えてきたものである。特に良いと思ったのが伯爵のキーンリサイド、伯爵夫人のイソコスキ、ケルビーノのキルヒシュラーガー。もう最高!フィガロのバンクルはやや一本調子だったが、豊かな声量で聞かせてくれたし、スザンナのライモンディも最初のほうで少し硬かったけど、しり上がりに良くなってきた。PAを使ったと思われる音響のアンバランスが少々気にはなったけど、このNHKホールでPAは必要悪だろう。とにかく、こんな歌手の水準で「フィガロ」を聴けることは、本場のウィーンに行っても、決して多くはないだろうと思う。ただし、やっぱりNHKホールの弱点は露呈してしまった。管弦楽は、ぜんぜん響いてこない。芳醇なウィーン・フィルの香りを漂わせて欲しかったが、このNHKホールでは望むべくもないのである。エコノミー席で1万円だったから納得できるけど、それ以上の価値があるかどうかは、私にはわからない。座席も狭苦しくて、文字通りエコノミークラス症候群になりそうだった。 翌15日は、「ドン・ジョバンニ」。こっちはD席35,000円で、3階レフトの3列目の席に座った。やっぱりNHKホールの3階席よりはずーっと見やすいし、座席も広く感じる。さて、こっちも歌手が凄い。もう文句のつけようがない歌手の陣容である。いや、騎士長がちょっと迫力不足だったかなぁ、・・・という程度の不満はあるものの、全体をとしてみると、こんなハイレベルな「ドン・ジョバンニ」を聴ける機会は、この先、そんなに多くはないだろうともう。お目当ての一人、グルベローヴァも健在振りを示してくれたし、これは大満足な公演だった。オーケストラも、NHKホールでは味わえなかった軽やかな香りを味あわせてくれた。小澤のタクトも、きわめて流麗で、オーケストラを信頼してその流れにある程度任せているような雰囲気で音楽が進んでいく。指揮者の存在感はあまり感じさせない演奏だったけど、ウィーンの場合はそれで良いのだと思う。 日本公演の最終日だったこの日は、カーテンコールにステージの上から「2008年にまたお会いしましょう」の看板が下りてきた。今度は4年後かぁ。まぁ、毎年来られてもサイフがもたないから、4年毎くらいが丁度良いかも。(04/10/18) 牛丼の味 土曜日に新潟県で起こった地震の影響で、今週の月曜日から仕事が急激にあわただしくなってしまった。インターネットで現地の情報を集めようと思っても月曜日なんかは新潟県庁の災害対策本部のページも開かない。アクセスが集中しているのか、サーバーへの回線が細いのか、それとも何らかのダメージを受けているのかはわからない。いずれにしてもこういう時には「情報」は最大のライフラインと言っても過言ではない。昨日あたりからホームページの回線も太くなったみたいで、掲載されている情報も豊富になってきたのだが、こういうときに備えて、サーバーは遠隔地にも確保しておくことが肝要であると思った。 さて、今日は久しぶりに松屋で牛丼(松屋の場合は正確には「牛めし」)を食べた。果たして牛丼を食べるのは何ヶ月ぶりなんだろう。値段も100円上がって390円になってしまったが、久しぶりの味の感想は「あれっ、牛丼ってこんなに美味かったっけ?」 味覚にはあまり自信がないのだが、以前の味よりも美味くなっているような感じがする。な〜んか満足、ちょっと幸せ。(04/10/28) 来年の定期会員 時節が過ぎるのは早いものでもう年末。暖冬と言われてきたけれど、このところかなり冷え込む日が増えている。この間、ぼちぼちとコンサートには行っているのだが、さすがに回数は大幅に減ってしまっている。定期会員としてチケットは持っていても、その半分程度は行けていないのが現状なのだ。 このところ、4月始まりの新シーズンの定期会員継続の案内が郵送されてきている。現状を鑑みると、来年度はマジでいくつかのシリーズの定期会員を打ち切ることにならざるを得ない。打ち切るか継続するかの基準は、まず第一にホールまでの交通に要する時間であり、次いで演奏のクオリティ(^_^;)。すでに打ち切る返事をしたのが2つのシリーズで、来秋に更新時期がくるシリーズを含めれば、あと3つのシリーズを打ち切るつもりである。・・・・これだけ打ち切っても、あと7つのシリーズが残るんだから、まぁ充分でしょ・・・フツーは。つーか、これまでが無理ありすぎ。 さて、私は今、2つのホームページと、公にはしていない掲示板等を管理しているのだが、さすがに一人では破綻する。この正月にはコンテンツの統廃合を図る予定です。では、みなさん、良いお年をお迎えください!(04/12/27) |