もうすぐ2周年!
(文中の敬称は省略しています)

●1998/04/01 月日が過ぎるのは早いもので、もう4月。春と言えば出会いと別れの季節でもあり、卒業や入学、就職や退職、引っ越しのシーズンでもある。3月の末なんかはコンサートが終わる時間に盛り場を歩いていると、卒業式を終えた学生や歓送迎会のサラリーマンが多くて、アフター・コンサートで飲みに入る店を探すのが難しい。個人的には、大人数でワイワイと飲むのは好きではないし、騒がしい店は好きじゃないので、このシーズンは盛り場を歩かないようにしているんだけど、それでもオーチャードホールから渋谷駅などに抜けるときには繁華街を歩かざるを得ない。

 さて、私もこの4月1日をもって人事異動の対象となって、現在のセクションから他の部署に移ることになった。今までの仕事もそれなりにやり甲斐があって面白かったんだけど、こんどは仕事の内容がガラッと変わる。まぁ、仕事の内容が変わるのは良いんだけど、問題なのは勤務時間である。これまでは通常の平日のふつーの勤務時間だったんだけど、4月からはかなりの変則勤務になって、土曜日や日曜日、さらには夜9時過ぎまで仕事が入ることが多くなりそうなのだ。これによって既に購入してあるチケットが無駄になる可能性もあるし、コンサートの予定に大きな影響をでるんじゃないかと思う。特に5月はコリン・デイビス指揮ロンドン交響楽団(2回)や、私が最も好きな指揮者のひとりサイモン・ラトルが手兵バーミンガム市交響楽団と最後の来日公演を行う(これは3回分のチケットを入手済み!)。ヤンソンス指揮のピッツバーグ交響楽団はクレーメルのコンチェルトが楽しみだし、クルト・マズア指揮のニューヨーク・フィルも2回分のチケットを買ってある。全部、一番安い席種とはいえ、この辺のスケジュールに影響がでると精神的ショックが大きい。

 この人事異動の影響で、3月中に仕事を全部片づけておかなきゃいけないし、事務引継書もつくんなきゃいけない。その他の所用も重なって土日も出勤して休みなしの状態。その影響は、このホームページの更新状況に端的に現れている。新しいところで落ち着くまでは、この状況は変わらないと思うけど、このホームページは5月3日に開設2周年を迎える。ライヴ系リスナーのためのクラシック音楽のホームページとしては草分け的な存在だと思うけど、これまでのアクセス数は概ね55,000人。平日は200人くらいはホームページに来てくれるので、全く無名のリスナーの書いているホームページとしてはアクセス数は多い方じゃないだろうか。4月以降はコンサートに行く回数も減るかもしれないけど、これからもマイペースで更新を続けていきたい。