幸いなことに今週はコンサートが一件もない。楽章の切れ目にコンコンするのは聞き苦しいし、本人もしんどいに違いない。そーゆー思いをしなくて済むのは不幸中の幸いと言うべきかもしれないが、 コンサートが立て込む秋まっただ中というのに14日から24日までの11日間、コンサートのスケジュールが入っていないのは奇跡?としか言いようがない。
そろそろ来年の手帳やカレンダーが発売されて店頭に並んでいるけど、私はバイブルサイズのシステム手帳でコンサートのスケジュールを管理している。 来年のを買ったので来年の分を書きこむついでに、今年の手帳を見て行ったコンサートの数を数えてみた。そしたら、まだ66回「しか」行っていない。 さらに、買ってあるチケットを合わせても今年の年間コンサートは85回位にしかならないのだ。ここ数年では最も少ない数字である。
そー言えば、最近は多忙に紛れてチケットの発売日も忘れがちだし、値段の高いチケットしか残っていないともう買わないので、減った数字の大部分は外来オケのコンサートの数だと思う。 来年は東京オペラシティ、有楽町の国際フォーラムのオープンがある。新しいホールは押さえておくことにしているので、若干は増えるかもしれないけど、年間80回くらいが良いペースだと思う。
あんまりコンサートがたて込んでくると、コンサートを受け止める感性が麻痺してきて、感動が薄くなってくる気がする。コンサートに行き始めた頃の新鮮な気持ちに戻るのは難しいと思うけど、 10日以上間が空くと、すこし懐かしい気持ちでホールに向かえるような気がする。